イルワン・アーメット&ティタ・サリナ 滞在制作【終了】
アーツ前橋では、滞在及び制作のための施設「竪町スタジオ」を拠点として国内外よりアーティストを招聘して、滞在制作事業を行っています。海外在住のアーティストを対象にした滞在制作では、5名の推薦委員からの推薦をうけ、アーツ前橋学芸員でアーティストを選考しています。
今年度2組目の海外在住アーティストとして、インドネシア出身で現在はジャカルタ(インドネシア)を拠点に活動するアーティスト、イルワン・アーメット(Irwan Ahmett)&ティタ・サリナ(Tita Salina)を11月14日から招聘します。
イルワン・アーメット&ティタ・サリナは、複雑化された社会問題に焦点をあて、公共空間をフィールドにしてユーモアを含んだ作品を制作しています。今回の滞在では、インドネシアと日本の関係や前橋に暮らすインドネシア人コミュニティーについてなど、多様なリサーチを展開します。
2018年1月13日(土)、14日(日)にはオープンスタジオを開催します。
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■滞在期間:2017年11月14日〜2018年2月3日(予定)
■滞在場所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)
■オープンスタジオ:2018年1月13日(土)、14日(日)13:00~19:00
ワークショップ(ディスカッション形式)1月14日(日)12:00~15:00
※どなたでもご参加いただけますが、参加希望の方は12時に竪町スタジオにお越しください。
アーティスト・トーク 1月14日(日)17:00~18:00
オープンスタジオ、ワークショップ、アーティストトークはすべて入場・参加無料です。
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■招聘アーティスト プロフィール
イルワン・アーメット&ティタ・サリナ(Irwan Ahmett & Tita Salina)
ジャカルタ(インドネシア)を拠点に活動。ジャカルタ・インスティテュート・オブ・アートでグラフィックデザインを学び、アーメット・サリナ スタジオデザインを設立。2010年から公共空間における都市問題や社会的・政治的問題を創造的な資源としてアートプロジェクトとして扱う。これまでインドネシア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ドイツ、日本(トーキョーワンダーサイト 2014年)での滞在制作に参加。シンガポールビエンナーレ(2013年)、瀬戸内国際芸術祭(2013年)、アジアン・アート・ビエンナーレ(2015年)、ジョグジャカルタ・ビエンナーレ(2015年)などに参加。
■これまでの作品
《The Flower Currency》2017年 映像 6分48秒 photo:Irwan Ahmett & Tita Salina
《The Water Woman》 2017 映像 2分14秒 photo:Irwan Ahmett & Tita Salina
《Air Ball》2014 映像 5分41秒 photo:Irwan Ahmett & Tita Salina
《1001st Island -The Most Sustainable Island in Archipelago》2014 映像 14分11秒 photo : Yopie Nugraha
《Cut Here》2016 映像 3分18秒 photo:Irwan Ahmett & Tita Salina
■推薦委員について
H29年度の海外在住アーティストの推薦は、下記の5名より推薦していただきました。
クォン・ジン(キュレーター/韓国)
照屋勇賢 (アーティスト/ 日本) ※アメリカ在住
かないみき ※ドイツ在住
ヤップ・ソービン(キュレーター/マレーシア)
ヤオ・ポーリーン(M+ キュレーター/香港)