[メールマガジン] vol.37(バックナンバー)
2016年12月1日発行
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今年も残すところ約1ヶ月になりましたね。寒さも一段と増して冬の訪れを感じる今日この頃ですが、風邪などひかぬよう気をつけてくださいね。アーツ前橋では「フードスケープ 私たちは食べものでできている」展開催中です。 食をテーマとした展覧会で関連イベントも盛りだくさんです。ぜひアーツ前橋へお出かけください!! 本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。 お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!
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● INDEX ●
(1)イベントカレンダー
(2)「フードスケープ 私たちは食べものでできている」展
(3)アーツ前橋 ロビーライブvol.08
(4)あーつひろばでトナカイになろう
(5)アーツ前橋運営評議会情報
(6)まえばし アートスクール計画
(7)梅沢英樹 滞在制作
(8)メンバーシップ募集中
(9)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI
(10)ミュージアムショップ mina
(11)アートのとびら by 今井学芸員 vol.38
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●(1)イベントカレンダー ●
■トーク「未来の昆虫食堂」
○内容:昆虫食にまつわるトークと試食
○日時:12月3日(土)14:00~
○会場:アーツ前橋 スタジオ
○講師:内山昭一(昆虫料理研究家)
○参加費:無料(要観覧券)
○定員:先着30名
○申込:電話にて事前申込
■ティーセレモニーツアー
○内容:お茶の作法にならって作品鑑賞を行い、作品鑑賞後は参加者でお茶を飲みます。
○日時:12月10日(土)、2017年1月14日(土)14:00~
○会場:アーツ前橋 ギャラリー
○参加費:無料(要観覧券)
○申込:電話にて事前申込
■映画上映「フライデー・フード・シネマ」
○内容:食にまつわるドキュメンタリー映画を上映します。
○日時:12月2日(金)、9日(金)、16日(金)、23日(金・祝)13:00~/19:00~
○会場:シネマまえばし
○上映作品:
『都市を耕す-エディブル・シティ』2日13:00~(56分)
『飯舘村の母ちゃんたち 土とともに』2日19:00~(95分)
『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』9日13:00~(85分)
『聖者たちの食卓』9日19:00~(65分)
『未来の食卓』16日13:00~(112分)
『イラン式料理本』16日19:00~(72分)
『フード・インク』23日13:00~(94分)
『ノーマ、世界を変える料理』23日19:00~(99分)
○入場料:800円(展覧会観覧券の提示で500円)
○定員:各回100名(申込不要)
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●(2)「フードスケープ 私たちは食べものでできている」展 ●
「衣」「住」をテーマとした「服の記憶-私の服は誰のもの?」(2014)、「ここに棲む-地域社会へのまなざし」(2015)に続く第3弾でテーマは「食」。 食べることを通じて私たち個人がどのように自然や社会と結びついているのかをアーティストの表現によって伝えます。
【参加作家】
岩間朝子、ジル・スタッサール、中山晴奈、南風食堂、風景と食設計室 ホー、フェルナンド・ガルシア・ドリー、マシュー・ムーア、ワプケ・フェーンストラ
【展示作家】 小沢剛、廣瀬智央、ゴードン・マッタ=クラーク、中村節也、南城一夫、福田貂太郎
○会期:1月17日(火)まで
○開館時間:11時~19時(入場は18時30分まで)
○休館日:水曜日、年末年始(12月28日-1月4日)
○観覧料:一般600円/学生・65歳以上・団体(10名以上)400円/高校生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料 ※以下のいずれかの条件でご来館の方は観覧料が400円になります。
・食育の日割:毎月19日の食育の日にご来館の方
・街なかランチ割:前橋市発行の「まちなか楽食マップ」に掲載のお店で食事された当日のレシートをお持ちの方
・トワイライト割:17時以降にご来館された方
詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=7746
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●(3)アーツ前橋 ロビーライブvol.08 「クラシック」●
アーツ前橋で行う小さな音楽ライブ。県内で音楽イベントを実施している方をコーディネーターに迎え、様々なジャンルの音楽を紹介していきます。vol.08「クラシック」では、ピアノとヴァイオリンの即興も含めた演奏をお楽しみください。
○日時:12月11日(日)13時~/14時30分~
○会場:アーツ前橋 交流スペース
○出演者:関義夫(ピアノ)、永野綾沙(即興クリエーターヴァイオリニスト)、鈴木伸一(コーディネーター)
○観覧料:無料〔申込不要〕
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●(4)あーつひろばでトナカイになろう ●
アートを鑑賞したり、工作を楽しんだり・・・ひろばのように色々な体験ができるイベントプログラムです。 今回はアーティストの近藤愛子さんとアーツ前橋のサポーターと一緒に、アーツ前橋をいろどるクリスマス飾りを作りましょう。
○日時:12月4日(日)13時00分~17時00分
○会場:アーツ前橋 交流スペース
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=8149
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● (5)アーツ前橋運営評議会情報 ●
平成28年9月23日(金)に開催した第13回評議会の議事録を掲載しています。 アーツ前橋の取り組みに対する外部有識者の評価や意見が集約されています。
詳しくは→ http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/519/530/081/p017341.html
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●(6)まえばし アートスクール計画 ●
群馬大学とアーツ前橋が連携し、アートマネジメントについて学ぶ講座を開催します。
・第8回 ○日時:12月4日(日)13時~15時30分
○会場:シネマまえばし
○テーマ:「アートと身体」
○講師:伊藤亜紗(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院/大学院環境・社会理工学院・准教授)、細馬宏通(滋賀県立大学人間文化学部・教授)
○司会進行:茂木一司(群馬大学教育学部教授)、住友文彦(アーツ前橋館長)
○入場料:無料
○定員:先着100名 ※事前申込 問い合わせは群馬大学内・「まえばしアートスクール計画」事務局まで email:gundaiart2015@gmail.com
電話027-220-7353〔平日9:00~16:00〕
詳しくは→http://moka7887.p2.bindsite.jp/w1docs/pg123.html
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●(7)梅沢英樹 滞在制作 ●
群馬県にゆかりのあるアーティストを対象とした滞在制作事業。今年度は、群馬県桐生市出身で現在は東京を拠点に活動している梅沢英樹さんを招聘します。12月の1ヶ月間、前橋に滞在し、様々な場所をリサーチしながら制作をしていきますので、こうご期待!
滞在期間:12月3日(土)〜27日(火)
滞在場所:竪町スタジオ ※詳細はアーツ前橋のWEBサイトで随時発表していきます。
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●(8)メンバーシップ募集中 ●
年会費:一般会員 2,000円(昨年度までは3,000円)
ペア会員 3,500円(昨年度までは5,000円)
主な特典:展覧会入場料無料、プレビューご招待、会員向けイベント開催など
★「フードスケープ」展クリアファイルプレゼント中
※展覧会期間中に来館された方でメンバーシップカードのご提示をいただいた方
詳しくは→https://www.artsmaebashi.jp/?page_id=113 または事務局まで。
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●(9)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●
こんにちは、アーツ前橋店です。 寒さが日に日に増していく今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?風邪などひかないようお気をつけ下さい。
さて、今回ご紹介致しますのは、前回よりご好評頂いております、『デラックスロブソンバーガーアボカド』に続く第二弾! 『デラックスロブソンバーガーエリンギ 』です!! フンワリもっちりなバンズの間にレタスにフレッシュトマト、特製和風醤油ソースを合わせたジューシーなパティとミックスチーズを乗せ、そこにゴロッと大振りにカットした今が旬のエリンギをサンド。 ボリューム満点のハンバーガーに仕上げました!『デラックスロブソンハンバーガーエリンギ』本日登場です! この時期限定のバーガーを是非ご賞味くださいませ!! 『デラックスロブソンハンバーガーエリンギ』+コールスロー+付け合わせ+ドリンク付き ¥1,100(税込)
【情報発信中】
フォロー&いいね!よろしくお願いします!
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi
○営業時間:月曜-土曜 11時~20時 日曜 11時~19時
○休業日 :水曜日 (スタッフ:吉田)
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●(10)ミュージアムショップ mina ●
◎「フードスケープわたしたちは食べものでできている」図録販売中!
現在開催中の「フードスケープわたしたちは食べものでできている」展の図録を販売しております。(¥2,700税込価格)
■2017年カレンダー発売中!! 今年も、カラフルで楽しいカレンダーを取り揃えております。(¥1,296~)
■手織りのマフラー多数入荷しております。
11月に入り、冷え込みが厳しくなってきましたね。minaでは糸から草木で手染めをし、手織りで丁寧に織ったマフラーや、個性あふれるさをり織りのカラフルなマフラーなど、この冬におすすめの暖かアイテムを揃えております。
■新商品!! 徳島の障がい者施設でひとつひとつ手づくりした木のカトラリーを入荷しました!
スプーン、フォークはもちろん、ちょっとあると便利なちびまな板など種類も充実しています。
【商品情報配信中】
入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日 (スタッフ:千木良)
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●(11)アートのとびら by 今井学芸員 vol.38 ●
吉田学芸員からリレーバトンを引き継いで、今月号から連載を担当しますアーツ前橋学芸員の今井朋です。これからも「アートのとびら」をどうぞよろしくお願いいたします。 10月21日から新しい企画展「フードスケープ 私たちは食べ物でできている」が始まりました。開館以来、アーツ前橋が活動軸の一つとしている地域アートプロジェクトの成果を企画展に繋げています。ひとつ前のアーツ前橋の企画展が福祉や医療という分野とアートの協働の可能性を問うものであったのに対して、今回の「フードスケープ」展は県内の農家などのリサーチを通じて作品制作をしています。 美術館がアートとは一見関係のないような分野にアーティストを派遣し活動を行うことに「なぜ?」と感じる方も多いのではないでしょうか。こうした活動は、日本国内だけではなく世界各国の様々な現場で行われています。例えば、1996年から始まり、二年に一度ヨーロッパの都市において開催される芸術の祭典「MANIFESTA(マニフェスタ)」でもこの傾向は顕著でした。今年のマニフェスタでは、ドイツ人アーティストのクリスチャン・ヤンコフスキーが監修を行い、副題には「What Do You Do For Money – some Joint Ventures(お金のために何をするか?-いくつかのジョイント・ベンチャー)」といかにも現代の資本主義社会に対して挑発するかのようなタイトルを冠しています。企画に参加するアーティストは、開催地のチューリッヒ市内に自分が協働するためのホストを見つけるところからプロジェクトを開始します。ただランダムに決めるのではなく、主催者側から提供された1000以上の職業リストの中から選択をするというものでした。 こうした現代アートの潮流を考えるとき、川俣正の『アートレス マイノリティとしての現代美術』(2001年、フィルムアート社)は、アーティストがなぜここまで社会化する必要があるのか。という問いに対してヒントを与えてくれます。今では、世界的な評価を得ている川俣が、これまで自身が行ってきたそれぞれのプロジェクトを反芻的に考察を加えながら、現代社会におけるアーティストの役割を問うという内容で、地域に密着したプロジェクトの意義を考えさせます。「社会的な枠組みや日常性の中から今日的な(アート)の存在価値を見出そうと思う。」(川俣、p.23)というように、アートには社会の枠組み自体に対して疑問を呈する日常的な視点を私たちに与えてくれる機能をもっているのではないでしょうか。 私は学芸員としてこういったプロジェクトを行うためにアーティストと様々な現場に赴く機会が多いのですが、そうした時にアーティストが自身の目の前にいる人々に投げかける視線の丁寧さに驚きます。それは、単に好奇心というもの以上に相手の置かれている境遇をどのように作品鑑賞者の日常に繋げられるかという興味から来るものかもしれません。アーツ前橋の企画展を通じて、作品の鑑賞者そのものも作品の一部になりうるということを強く感じます。アーティスト―作品制作の協働者―鑑賞者という関係性の上に作品が成立することを今回の「フードスケープ」展も私たちに考えさせてくれるはずです。
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