アートスクール2014後期~第5回演劇 大岡淳/第6回映画 諏訪敦彦【終了】
〇第5回 新しい世界を構想する~演劇ワークショップ(講義+ワークショップ)
大岡さんのワークショップでは、身体や言葉を使った演劇的な手法によって社会の様々な局面で自ら思考し解決する力を培っていきます。そこでは、アートは一部の限られた人間のものではなく、全ての人が社会に積極的に関るための手段であり、そして創造的な生き方を表明する手段なのです。今回のワークショップでは、演劇ワークショップの形を借りながら、私たちそれぞれが思い描く「新しい社会」あるいは「新しい生き方」を構想していきます。
講師 大岡淳(演出家、劇作家、批評家)
日時 1月24日(土) 13時~16時
会場 中央公民館47スタジオ
定員 30名
対象 中学生以上(演劇経験は必要ありません)
※動きやすい服装、靴でお越しください。
大岡淳(演出家・劇作家・批評家)
1970年兵庫県生まれ。日本随一の公立劇団として世界でも評価の高い、SPAC―静岡県舞台芸術センターで文芸部スタッフを務める。地方から新しいエンタテインメントを発信することをモットーとして、静岡のみならず岡山・鳥取・大分・東京等でも活躍。主要演出作品に、SPAC『大人と子供によるハムレットマシーン』(ハイナー・ミュラー作)、月見の里学遊館『トゥリーモニシャ』(スコット・ジョプリン作曲)、江戸糸あやつり人形座『マダム・エドワルダ』(ジョルジュ・バタイユ作)等がある。
〇第6回 映画、創造と教育~こどもたちとの映画つくりを通して
映画の仕組みを学んだり映画制作を通じてこどもたちの創造性を育むプロジェクト「こども映画教室」。諏訪敦彦さんは映画監督として長年このプロジェクトに関わっています。「正解のない映画づくり」であるからこそ、こどもたちと共につくる即興的な映画制作は予期せぬ多様な表現を生み出します。自由な創造性を引き出す映画づくりは、教育にも応用できる様々なヒントに溢れていると言えるでしょう。諏訪さんがこどもたちと映画を制作しているメイキング映像などを見ながら、愉快なエピソードや映画づくりと教育の可能性など幅広く語っていただきます。映画好きの方だけではなく、教育関係やこどもたちとの表現活動に関わられている方、アート全般に興味のある方をはじめ、どなたでも楽しめる講座です。
講師 諏訪敦彦(映画監督・東京芸術大学教授)×茂木一司(進行・群馬大学教育学部教授)
日時 1月25日(日) 14時〜16時
会場 シネマまえばし
定員:100名(先着順)
諏訪敦彦 (映画監督、東京藝術大学大学院映像研究科教授)
1960年生まれ。東京造形大学在学中にインディペンデント映画の制作にかかわる。卒業後、テレビドキュメンタリーの演出を経て、96年に「2/デュオ」を発表し、ロッテルダム国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。「M/OTHER」(99年)でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。その他の主な作品に「H/Story」(01年)「パリ・ジュテーム」(06年、オムニバス)「不完全なふたり」(05年、ロカルノ国際映画祭審査員特別賞)「ユキとニナ」(09年)など。完成された脚本を用いない独特の手法で知られる。2008年から2013年まで東京造形大学学長を務めた。
■申込み方法
住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス(お持ちの方)、件名に「アートスクール申込み」を明記あるいはお伝えの上、以下の方法でお申し込みください。
・Eメール artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp
・電話 027-230-1144
※先着順。
※定員に達していない場合は当日受付可
※申し込み締め切り:各回開催の1週間前まで。
主催 アーツ前橋
助成 平成26年度文化庁 地域発・文化芸術創造発信イニシアチブ 財団法人地域創造
協力 群馬大学教育学部 美術教育講座 茂木一司研究室