アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.10(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.10

2014年8月19日発行

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プレイヤーズ展、地域アートプロジェクト報告展ともに会期終了まであと1か月を切りました。

本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)お得に楽しむ割引プログラム

(3)プレイヤーズ 遊びからはじまるアート展

(4)地域アートプロジェクト報告展〈磯部湯活用プロジェクト〉伊藤存、幸田千依

(5)アーツ前橋サポーター活動中!~プレイヤーズ編その2~

(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(7)ミュージアムショップ mina

(8)アートのとびら by 住友館長 vol.12

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●(1)イベントカレンダー ●

■8月22日(金)~23日(土)
○夏休みこどもアトリエ

■8月24日(日)
○ファッションの時間ワークショップ

■8月31日(日)
○カフェトーク 八谷和彦

■9月15日(月・祝)
○プレイヤーズ展、地域アートプロジェクト報告展閉幕

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●(2)お得に楽しむ割引プログラム ●

「プレイヤーズ 遊びからはじまるアート展」では、団体割引や障害者手帳をお持ちの方とその付添人が無料になる他にも、観覧料が割引になるプログラムを設定しています。

以下の条件でご来館の一般の方は、観覧料が300円となります!

<1> トワイライト割:開館中の17時以降に入館された方

<2> 浴衣割:会期中に浴衣を着て入館された方

<3> 家族割:お子様(高校生以下)をお連れの保護者

<4> 猛暑日割:最高気温35℃以上の日

なお、高校生以下はいつでも無料ですので、この夏はお友達同士やご家族揃ってアーツ前橋を楽しんでください!

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●(3)プレイヤーズ 遊びからはじまるアート展 ●

プレイヤーズ(遊ぶ人たち)と題して、想像力を伴う「遊び」のなかから生れる創造性に着目し、子どもの頃の「遊び」を通して生まれた発想や、手で作った体験から現在のクリエイティブな活動につなげているアーティストを紹介します。
アルミホイルや新聞紙とガムテープなどいつも見かける身近な素材なのに、出来た作品のもつ迫力に圧倒されている方も多いようです。
展示室の最後では、誰しもが「プレイヤーズ」になること間違いなし!ご来場をお待ちしております。

○会期:2014年7月5日(土)~9月15日(月・祝)

○開館時間:11時~19時まで(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:一般500円(300円) 学生300円 65歳以上300円 高校生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1名まで無料)
※( )内は10名以上の団体料金
※浴衣割ほか、お得な割引プログラムもお見逃しなく

○会場:アーツ前橋 1階 地下ギャラリー

○参加作家(五十音順)
青秀祐(1981年生 美術家)
大平貴之(1970年生 プラネタリウムクリエーター)
KOSUGE1-16(土谷享、車田智志乃 美術家)
小松崎茂(1915-2001年 イラストレーター)
関口光太郎(1983年生 美術家)
高荷義之(1935年生 イラストレーター)
八谷和彦(1968年生 メディアアーティスト)
三家俊彦(1979年生 美術家)

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3757

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●(4)地域アートプロジェクト報告展〈磯部湯活用プロジェクト〉伊藤存、幸田千依

アーツ前橋は、館内のみならず地域の中でも活動しています。今回開催する展覧会は、廃業した銭湯「旧磯部湯」で滞在制作をおこなった〈磯部湯活用プロジェクト〉(招聘作家:伊藤存、幸田千依)の報告展です。
前橋の人々や風景や生物と、アーティストの出会いから生まれた作品をぜひご覧ください。

○会期:2014年7月5日(土)~9月15日(月・祝)

○開館時間:11時~19時(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:無料

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3757

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●(5)アーツ前橋サポーター活動中!~プレイヤーズ編その2~ ●

アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。
「プレイヤーズ 遊びからはじまるアート展」の最後を飾るのは、KOSUGE1-16による郷土画家・故近藤嘉男をモチーフにした参加型の作品です。
展示している作品は、アーティストの構想のもとにサポーターや子どもたちと一緒にワークショップを通して制作しました。
参加した方の中には、作品を作りながら子どもの頃のワクワクした気持ちを思い出したとの声も。
みんなで力を合わせて作品を作ったり、作品に入り込んだ子どもたちが楽しそうに笑ったり楽しんだりしている姿は、近藤嘉男自身がかつて主宰していた絵画教室「ラ・ボンヌ」で見ていた風景なのかもしれません。

あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194

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●(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

毎日暑いですね。
ロブソンコーヒーでは夏にぴったりの新ドリンクが2種類スタートしております!!
1つは『エスプレッソスプマンテ』エスプレッソにほんのり甘味を付け、それをソーダーで割った、爽やかなコーヒードリンクです。
2つ目は、『グレナデントニック』こちらはザクロのシロップに、グレープフルーツジュースとトニックウォーターをミックスしたさっぱりしたテイストのドリンクです。
テラス席でお飲み頂くのにもぴったりです!!こちらのドリンク2種は9月末までの限定ドリンクとなりますので、ぜひ一度お試しください!
 
【今月のお勧めスペシャルティコーヒー】
グァテマラ産(エル ヤル―)
キャラメルやバニラを思わせる甘味に、ナッツを思わせる余韻が残る、とてもクリーミーな印象を受けるお豆です。

【おいしい情報】
『コーヒー屋のフレンチトースト』¥800
フワとろの食感のトーストにチョコレートソースとミックスベリーを散らし、バニラアイスをのせ最後極めつけは、コーヒー屋らしくエスプレッソをかけてお召し上がりいただく新感覚のフレンチトーストです。是非お試しください!
※フレンチトーストは14時からの商品となります。

【コーヒータイムセットスタート!!】
14:00~18:00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1150
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみ頂けます。
この時間帯を是非お見逃しなく!!!

皆様のご来店心よりお待ちしております!お気軽にお立ち寄り下さいませ!

(店長:橋爪)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時

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●(7)ミュージアムショップ mina ●

■プレイヤーズ展覧会関連商品 発売中!
お家でプラネタリウムを作ることができる大平貴之氏の「大人の科学マガジン」(本体\3,333+税)、関口光太郎氏の「新聞紙とガムテープでこんなの作れた!」(本体\1,400+税)など、夏休みにお子様と一緒に楽しめる書籍の他、展覧会出品アーティストの書籍を多数販売中です。展覧会の後にぜひお立ち寄りください。

■雷シリーズ再入荷!
米袋にカッティングシートを切っては貼り、切っては貼りを繰り返して出来た雷バッグやカードケースなど色柄豊富に入荷しました!ニューヨークのMoMAのミュージアムショップでも扱われた雷シリーズは、全てが手作り、一点ものです。ぜひお気に入りを探してみてください。

■土日限定!焼きたてパンを販売しています。
毎週土日は、ラ・セーヌ ドゥ・レーヴの焼きたてパンを販売しています。
フランス産ゲランドの塩とフランス小麦を使用したルヴァン\320や、長時間発酵のバタール\250、もちもち食感の食パン\250などが届きます。(販売するパンは、その日によって異なる場合がございます。)ぜひお試し下さい。

(店員:千木良)

【商品情報配信中】いいね!よろしくお願いいたします!
Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina

○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日

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●(8)アートのとびら by 住友館長 vol.12 ●

先月は、美術に関心を持ちはじめた人向けの導入偏と呼べる作家別の本の紹介をしました。そうするとすぐに、どうしてそれらの作家は巨匠と言われるようになったのだろうかという疑問もおぼえるのではないでしょうか。巨匠がはじめから巨匠であったはずはありませんから、そのような評価を獲得することになった理由があるはずです。すでに価値が定まった作家たちも、必ず無名の時代があったのです。歴史上に名を残す作家たちはどのように選ばれてきたのか。この疑問に答えるのは大変難しいのですが、美術の歴史がどのように書かれてきたのか、について知ることはできます。

個別の作家や作品についてではなく、美術史について書かれた本として、ダナ・アーノルドの『美術史』(岩波書店、2006年)はとても示唆に富んでいます。歴史と言うのは、過去の出来事の連続を単純に記述したものではありません。その見方には個人の先入観や無意識が影響しています。歴史を書く人がどのような考え方の枠組みを持っていたのかを知ると、何がどうして評価されたのかが分かるようになるでしょう。美術作品の変化を進歩史的にとらえるか、特定の宗教や国民意識を中心にとらえるか、などによって、歴史の描かれ方は大きく変わるのです。この本が面白いのは、こうした見方の多様性を知ることで、美術の価値はダイナミックに変化し続ける可能性があることを教えてくれるからだと思います。小さな本ですがピンクの目立つ色ですから、すぐにアーツ前橋の本棚で見つかると思います。

ちなみに、さらに日本の近代化において美術の制度がどのような変化をたどったのかをアーノルドと近い問題意識で探った本が北澤憲昭の『目の神殿―「美術」受容史ノート[定本]』(ブリュッケ、2010年)です。国を挙げて産業振興を目指していた時代に、どのようにして美術が産業、教育、美術館などの各制度において整えられてきたのかを知るのに最適な本です。

これらの本を手に取ると、きっと今すでに有名な作品を評価する見方とは異なる、別の評価の可能性を考えてみたくなると思います。そうすると、きっと美術作品の見方がもっと楽しくなるはずです。

 (終)

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