アーツ前橋

展覧会

プレイヤーズ 遊びからはじまるアート展【終了】

2014.07.05 - 2014.09.15

子どもの頃に抱いた憧れや好奇心は、人の想像力を豊かにします。アーティストの創作活動もまた、遊びや体験が大きく影響しています。本展ではプレイヤーズ(遊ぶ人たち)と題して、想像力を伴う「遊び」のなかから生れる創造性に着目し、子どもの頃の「遊び」を通して生まれた発想や、手で作った体験から現在のクリエイティブな活動につなげているアーティストを紹介します。

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会  期:2014年7月5日(土)から2014年9月15日(月・祝)

開館時間:11時から19時(入館は18時30分まで)

休館日:水曜日

観 覧 料:一般500円(300円) 大学生300円 65歳以上300円 高校生以下無料

()内は10名以上の団体料金

※夏休みキッズフェスタ2014開催中の8月22日(金)、23日(土)は観覧無料

※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料

※本展会期中割引…以下の条件でご来館の方には、入館料300円。

①トワイライト割:開館中の17時以降に入館された方

②浴衣割:会期中に浴衣を着て入館された方

③家族割:お子様をお連れの保護者

④猛暑日割:最高気温35℃以上の日

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【出品作家】

青秀祐(1981年生まれ 美術家)
1981年生まれ。多摩美術大学絵画学科日本画専攻卒業。元自衛官パイロットを父に持ち、幼少の頃より飛行機への憧れを抱く。2010年「PAX-4」展より、紙飛行機に戦闘機の姿を反映させた作品を展開する。

参考写真《Operation  A》2012年/和紙にデジタルプリント、他/撮影:高橋洋介
青秀祐《Operation  A》2012年/和紙にデジタルプリント、他/撮影:高橋洋介

 

大平貴之(1970- プラネタリウムクリエーター)
1970年生まれ。小学校の頃よりロケットとプラネタリウムに魅せられ、自作を始める。大学時にレンズ投影式プラネタリウム「アストロライナー」を完成させる。1998年、世界で最も小さいレンズ投影式プラネタリウムで、当時最高の投影星数150万個を実現させた「MEGASTAR」を開発する。

メガスター1型正面(小)
大平貴之《メガスターⅠ》1998年開発/大平技研蔵

 

KOSUGE1-16(土谷享 1977-、車田智志乃 1977- 美術家)
土谷享、車田智志乃によるアーティストユニット。2001年より活動を開始。制作する人、鑑賞する人、作品に参加する人など、作品を通した人と人のコミュニケーションをコンセプトに活動している。

参考図版kosuge1-16
KOSUGE1-16《カキカキ・キコキコ・ダダダダダ》2011年/広島市現代美術館

 

高荷義之(1935- イラストレーター)
1935年生まれ。小松崎茂、山川惣治の絵に惹かれ、高校卒業の年に小松崎茂の門を叩く。その後独立し、少年誌へ挿絵を寄稿するようになる。プラモデルの発売と共に箱絵の需要が高まり、高荷の徹底したリサーチの上に成り立つ、戦車や戦闘機のディテール描写はすぐさま人気となり、現在でも模型愛好家から支持を得ている。

高荷義之《F-16 エア・コンバットファイター》
高荷義之《F-16 エア・コンバットファイター》 1977年/ボード紙、アクリル絵具/株式会社タミヤ蔵

 

小松崎茂(1915-2001年 イラストレーター)
1915年生まれ。2001年没。イラストレーター。1938年に『小樽新聞』連載の悟道軒圓玉の講談小説「白狐綺談」の挿絵でデビュー(筆名は「恒方」)。戦中は戦記小説の挿絵等で頭角を現し、戦後の絵物語ブームで一躍人気画家となり、山川惣治とともに、当時の少年たちに多大な影響を与えた。

小松崎茂《宇宙コロニーⅡ》1980年/紙、水性絵具/個人蔵
小松崎茂《宇宙コロニーⅡ》1980年/紙・水性絵具/個人蔵

 

関口光太郎(1983- 造形作家)
関口光太郎(前橋市出身)は、5歳のときに観た怪獣映画「ゴジラvsビオランテ」に、人生を変えるカルチャーショックを受けました。それは関口いわく、「人の手によるサムシングに初めて感動した経験」だったそうです。とりわけ、巨大なバラが夜の芦ノ湖に立ち上がるシーンは、永遠に消えない傷として関口の脳に刻まれました。以来、工作少年となり、そしてそのまま造形作家となった関口は、あのときに受けた「永遠に 消えない傷」を、今度は自分が鑑賞者に残そうとして、新聞にガムテープを巻き続けているのかもしれません。

大人魚姫

 

八谷和彦(1966- メディアアーティスト)
1966年生まれ。九州芸術工科大学(現九州大学芸術工学部)画像設計学科卒業。個人TV放送局ユニット 「SMTV」、コンサルティング会社勤務を経て現在に至る。メーヴェの実機の他、ジェット・エンジン付きスケート・ボード《エアボード》など。メールソフト《ポストペット》の 開発者であり、ポストペット関連のソフトウェア開発とディレクションを行なう会社「ペットワークス」代表。

M-01 1/5
八谷和彦《M-01_1/5模型》2003年/バルサ、スプルース他

 

三家俊彦(1979- 美術家)
1979年生まれ。成安造形大学造形美術科彫刻クラス卒業。ドイツ・ベルリン在住。幼少の頃の遊び道具であった、アルミホイルを素材に、高度情報化社会におけるイメージの混合や捻じれをコンセプトにゲームやアニメのキャラクターを彷彿させる彫刻をつくる。

参考写真《Anonymous relatives - gardener -》2013
三家俊彦《Anonymous relatives – gardener -》2013/アルミホイル

 

【関連イベント】

■KOSUGE1-16 プレイメーカーズワークショップ

 ①    モビール制作ワークショップ 【終了】

  近藤嘉男の作品に登場する鳥をモチーフに、モビール(動く吊り飾り)をつくろう!

  日 時7月6日(日)14:00~16:00

  会 場:アーツ前橋1Fスタジオ

  参加費:無料

  定 員:先着20名

 

 ②    スケッチ大会ワークショップ 【終了】

  KOSUGE1-16が作った、近藤嘉男の世界をスケッチしよう!描いたスケッチは、会期中KOSUGE1-16が作った作品の中で展示します。

  日 時:7月26日(土) 14:00~16:00

  会 場:アーツ前橋ギャラリー6

  参加費:観覧料(高校生以下無料)

  定 員:先着20名

 

■関口光太郎 「彫刻1,000体ツクルンジャー☆完結編!?」【終了】

新聞紙とガムテープでふしぎな生き物を作ろう!

あと313体で感動の1,000体。みんなで達成スルンジャー!!

日 時:8月8日(金) 、8月9日(土)

午前の部 10:00〜12:30/午後の部13:30〜16:00

会 場:前橋プラザ元気21 1階にぎわいホール

参加費:無料

持 物:新聞紙3日分程度、作品を持ち帰るための紙袋 ※新聞紙はアーツ前橋でも用意します。

事前申込み:8月1日(金)必着 →すべての回で定員に達したため、お申込みを締め切りました

定 員:両日各部とも30名

協力:群馬ヤクルト販売株式会社、日東電工株式会社、日東電工CSシステム株式会社、レンゴー株式会社前橋工場

 

■八谷和彦 カフェトーク【終了】

日 時:8月31日(日)16:00〜18:00

会 場:ROBSON COFFEE(アーツ前橋店

参加費:500円(1ドリンク付)

定 員:先着40名

 

■「第64回前橋七夕まつり」【終了】

前橋中心市街地で開催される「第64回前橋七夕まつり」に合わせ、本展出品作家の三家俊彦氏と市民の方で制作したアルミホイルによる、彫刻作品がアーツ前橋周辺に飾ります。

日 時:7月10日(木)~7月13日(日)

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