[メールマガジン] vol.6(バックナンバー)
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アーツ前橋 メールマガジン vol.6
2014年4月17日発行
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新年度を迎え、お出かけしやすい季節になってきました。 本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。 お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!
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● INDEX ●
(1)イベントカレンダー
(2)Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎
(3)白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力
(4)アーツ前橋情報誌「&Arts」第0号発行!
(5)アーツ前橋サポーター活動中!~地域アートプロジェクト編その2~
(6)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」
(7)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」
(8)アートのとびら by 住友館長 vol.8
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●(1)イベントカレンダー ●
■4月26日(土) ○Art Meets 01展 学芸員による鑑賞ツアー
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3140
■4月27日(日) ○白川昌生展 学芸員によるファミリーギャラリーツアー
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
■4月29日(火・祝) ○白川昌生展 学芸員によるギャラリーツアー
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
■5月4日(日) ○白川昌生展 記念対談 白川昌生×毛利嘉孝×住友文彦
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
■5月5日(月・祝) ○白川昌生展 ゴールデンウィーク特別ワークショップ 白川昌生の〈誰でもアーティスト〉
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
■5月18日(日) ○白川昌生展 記念トーク 白川昌生×冨井大裕×中崎透×藤井光
http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
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●(2)Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎 ●
中堅アーティストを紹介する企画展「Art Meets」。 初回は、風景を表現する作家、津上みゆき(1973年生まれ)と狩野哲郎(1980年生まれ)です。 春の季節にふさわしい鮮やかでさわやかな色彩が目を楽しませてくれます。 「風景」がテーマの本展。同じ場所でも見る時間や見る人の気持ちが違うと、その風景がどことなく違って見えることがあります。 観覧無料ですので、作品=風景に何度でも会いに来てください。
○会期:2014年3月8日(土)~2014年6月10日(火)
○開館時間:11時~19時まで(入館は閉館の30分前まで)
○休館日:水曜日
○観覧料:無料
○会場:アーツ前橋 1階 ギャラリー1
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3140
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●(3)白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力
群馬にアトリエを構え、現在まで赤城山の麓で制作活動を続けている白川昌生の個展。 前橋のまちや人々、ボールや地域通貨など日常の中にあるものがテーマや素材になっている作品もあり、「これ知ってる」「見たことある」というものにも出会えるのではないでしょうか。 そんな風に身近なものを見つけながら、なぜ白川さんがそれらに注目して作品を制作しているのか作品をじっくり見ながら探ってみてください。 4月から5月は対談などのイベントも複数予定されていますので、参加して作家の声を直接聞いてみるのもオススメです。
○会期:2014年3月15日(土)~2014年6月15日(日)
○開館時間:11時~19時(入館は閉館の30分前まで)
○休館日:水曜日
○観覧料:一般600円(400円) 学生400円 65歳以上400円 高校生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1名まで無料)
※()内は10名以上の団体料金 ※トワイライト割引(17時以降の入館)400円
※毎月22日は、ペア割引800円/2名
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
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●(4)アーツ前橋情報誌「&Arts」第0号発行! ●
アーツ前橋の情報を定期的に発信する情報誌「&Arts(アンド・アーツ)」の準備号として第0号が3月末に発行しました。 「&Arts」は年2回程度の発行を予定しています。 今回は「アーツ前橋の楽しみ方」特集です。メンバーシップ会員やサポーターなどアーツ前橋を活用している方々の声を取材して掲載しています。 また、ArtMeets01に参加されている津上みゆきさん、アーツ前橋館内あちこちに作品を設置している山極満博さんにも作品やその見方などについてお話しいただきました。 「アーツ前橋ってこんな関わり方や楽しみ方があるんだ!」と改めて発見できるのではないでしょうか。 「&Arts」はアーツ前橋館内で配布しています。ぜひ手にとってご覧ください。
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●(5)アーツ前橋サポーター活動中!~地域アートプロジェクト編その2~ ●
アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。 アーツ前橋が館外に出ていく地域アートプロジェクトでは、サポーターの力が不可欠です。 サポーターのもっている力を活かしていただいた活動の2つ目が、ダイニングプロジェクト「風の食堂」です。 本プロジェクトでは、スペイン人アーティスト、フェルナンド・ガルシア・ドリーが滞在して、前橋の農業関係者と農業の現状と課題やTPPについて議論を行う場をまちなかに設けてその様子を公開していきました。 その際、あるサポーターの方のネットワークを活かして市内農家を紹介していただいたり、実際にリサーチに同行していただいたりしました。 またこのプロジェクトを見かけて興味をもった方の中に英語が話せる方がいて、トークイベントで通訳のサポートに回って頂いたりと専門性の必要な活動にもご協力いただきました。 このように、地域でプロジェクトを行うことによって様々な人々に出会え、更にその独自のネットワークや能力に支えられてプロジェクトが進行していきました。 アーツ前橋では衣食住などの日常をテーマにして、美術の領域を越境するようなプロジェクトが今年度も進行していく予定です。 今後も、アートだけではなくサポーターのもつ多種多様な情報や能力がますます必要となっていくことでしょう。
あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか? 詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194
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●(6)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」 ●
【今月のお勧めスペシャルティコーヒー】
コスタリカ産BRUMAS RED HONEY(ブルマス レッドハニー)です。 お味の印象はアプリコットやカシスのような甘味にシナモンなどを思わせるスパイシー感を感じることができます。 非常に味わい深いコーヒーとなっております!フレンチプレスでの抽出で是非お試しください!!
【ランチタイムに新メニュー登場!】
今までのサンドウィッチランチのほかにサラダをメインにし『ライトサラダランチ』がスタートしました。 和豚もち豚を使用したハム工房「ぐろーばる」のベーコンとルッコラなどを使用したサラダをメインに、パンとお飲み物が付いているランチプレートです。お値段も650円で、軽くランチを済ませたい方に是非お勧めです!!
皆様のご来店お待ちしております。
(店長:橋爪)
【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします! twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi
○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時
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●(7)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」 ●
新年度がはじまりました!
■展覧会関連商品、絶賛発売中!
◎「白川昌生」展覧会図録 本体価格1,800円+税 ※AOアーツ前橋店のみの特別価格!!
◎新刊「贈与としての美術」 本体価格2,500円+税 その他、白川さんの著書を多数販売中。
■4月は「新年度フェア」開催中 新入学のお祝いや新生活スタートにちょっと素敵なものをプレゼント!!
○書籍「こんにちは美術シリーズ①~③」 各本体価格3,000円+税 美術もしっかり勉強して、これからのアートの担い手を育てていきたいですね。
○MABATAKI NOTE(まばたきノート) 本体価格760円+税 新学期の必須アイテム。アーティスト・鈴木康広さんのデザイン。
その他、仕事や勉強が楽しくなるアイテム、参考になる本を紹介。
【商品情報配信中】フォローよろしくお願いいたします!
Twitter: https://twitter.com/AOartsmaebashi1
ブログ(毎週金曜日に更新):http://www.seigensha.com/ao/
(店員:鈴木)
○営業時間:11時~19時 ○休業日:水曜日
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(8)アートのとびら by 住友館長 vol.8
「アートのとびら」は、アーツ前橋のアーカイヴスペースに置かれている本を通してアートの世界に触れてもらうための連載コラムです。今回取り上げるのは、現在当館で個展が行われている白川昌生さんの『日本のダダ 1920-1970』(水声社、2005年)です。この本はまず1988年に書肆風の薔薇(水声社の前身)から出版され、増補新版として版を重ねています。1983年にデュッセルドルフ市立美術館で白川さんがおこなった展覧会の同名のカタログをもとに作られています。この日本語版が出た当時はすでにドイツから帰国し、山間にある群馬県六合村(翌年に勢多郡大胡町[現・前橋市]へ転居)で同書への謝辞を書いています。また、この版ではドイツ人寄稿者3名の文章は割愛されましたが、阿部良雄、針生一郎、中原佑介、ヨシダ・ヨシエ、羽永光利ら、錚々たる執筆者が並んでいます。
注目するべきなのは、同展が日本の美術の歴史を欧米の20世紀美術の変遷と対峙させるようにして明確に提示する展覧会としては初めてと言ってよいものだったことです。伝統的な技術を使った芸術以外は、欧米の美術を真似したような作品ばかりなのか、欧米とは違う独自性がどこにあるのか、と粘り強く考えられたものです。まず、白川さんが提示した問題の特徴として挙げられるのは輸入された日本の美術制度への指摘です。そして、その制度的な未成熟を原因とした歴史的な非連続性を「円環」と呼んでいます。それから、活動が映画、演劇、音楽、など領域横断的なものだったこと、社会や風俗との関係が濃厚であること、などを指摘しています。しかも、これらを戦前の前衛運動だったMAVOを重要な参照点にすることで、明確にしている点は今でも高く評価されるべき歴史観だと思います。
ただ白川さんは美術史を勉強したわけではなく、独自の方法で学び、執筆しています。それゆえに、専門家とは異なる自由さを得ていると言えますし、作品制作も同様に、特別な知識や技術を持つ専門家でないからこそ獲得できる自由さを何よりも大切にしているように見えます。ぜひ、この本を読んで開催中の展覧会も楽しんでいただければと思います。
(終)
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