アーツ前橋

イベント

ゴースト展関連イベント トニー・アウスラー 屋外プロジェクション

2025.12.13 - 2025.12.13

「ゴースト 見えないものが見えるとき」展 関連
トニー・アウスラー 屋外プロジェクション


Courtesy of the artist

企画展「ゴースト 見えないものが見えるとき」に出品しているアメリカの映像作家、トニー・アウスラーの映像作品を、アーツ前橋の施設のある前橋市民交流プラザの立体駐車場の屋上の看板に投影するイベントを開催します!

「ゴースト」展でアウスラー作品を鑑賞された方には、彼の世界をもっと知るチャンスです。もちろん、「ゴースト」展を見ていない方も歓迎です。夜間の屋外プロジェクションをお楽しみください。

 

【日  時】  12月13日(土)午後5時~7時すぎ(雨天決行) ※当日は「ゴースト」展の観覧無料
【会  場】  前橋市民交流プラザ等駐車場 屋上(アーツ前橋が入っている建物の立体駐車場です)
【内  容】 本展出品のトニー・アウスラーの映像作品《X ergo Y》(2014年)を投影します。
        作家本人が現場を確認して、選んだ作品です。
上映時間25分の作品をループで計5回流します。
【定  員】  なし
【参  加  料】  無料
【申込方法】 不要
【アクセス】 エレベーターで屋上におあがりください。
        ※上記の駐車場とは別の駐車場に車を止めていただく場合があります。

 

作家および作品解説

トニー・アウスラー(1975年 アメリカ・ニューヨーク生まれ)
アウスラーの作品はプロジェクションという技術を使って、目に見えなかった世界を可視化し、それとの対話をはかっています。彼らは亡霊のように、実体もなく、不分明で、空中に浮かびながら、ゆらゆら漂い、見るものに何かを訴えかけます。それは不可知の向こう側の世界、つまりはメタバースのように、並行して存在する別の世界の存在を示唆しています。アウスラーは、個人の興味として、多くの心霊現象の資料をコレクションしていて、我々の世界のあり方を外から客観的に見ようとしているのです。

《X ergo Y》 (2014年 25分)
2015年、アムステルダム市立美術館で最初に公開された映像作品で、同館の建物にプロジェクションされました。本作は、私たちの行動や認識のもとになる価値観、信念などから成り立っている信念体系をテーマにしています。画面には工芸品を3Dスキャンしたり、3Dのコンピュータ・モデル化したりしたイメージが、言葉と交互に登場します。その中には、古典彫刻のほか、ヴ―ドゥー教の人形やチベットのどくろなども含まれます。これらは、信念体系を表すものと見なせます。私たちが様々な信念体系によって生きていたことが示されるのです。

 

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