リキッドスケープ展関連イベント シンガポール美術館キュレーターを招いたオンライントーク
シンガポールのアートエコシステム
アーティスト支援のネットワークと若手作家の登場
現在アーツ前橋で開催中の展覧会「リキッドスケープ 東南アジアの今を見る」の関連イベントとして、シンガポール美術館キュレーターのジョエラ・キウ氏を迎えたオンライントークを実施します。本トークでは、インディペンデントスペース、学校、ギャラリーなどから構成されるシンガポールのアートエコシステムを紹介しながら、シンガポールの現代アート、そして東南アジア地域のアートシーンについてご紹介頂きます。個人として作家やキュレーターとの対話をアーカイブする「Object Lesson Space」を主宰し、アジア地域の若手作家を積極的に研究・紹介するキウ氏の視点を通して、東南アジア現代アートの今について一緒に理解を深めましょう。
Installation view of Yeyoon Avis Ann’s ‘A Collisional Accelerator of Everydays (A.C.A.E.)’ (2023), as part of ‘SAM Contemporaries_ Residues & Remixes’ at SAM at Tanjong Pagar Distripark. Image courtesy of Sing.
【開催概要】
シンガポールのアートエコシステム:アーティスト支援のネットワークと若手作家の登場
日時:2024年12月3日[火] 午後7時~午後8時
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
言語:英語/日本語
逐次通訳:高橋由佳(本展キュレーター)
【申し込み方法】
以下フォームに必要事項を記入し、お申込みください。
お申込み完了後にイベント参加用のZoomリンクをお送り致します。
当日はそちらのリンクよりご参加ください。
[申込フォーム] https://logoform.jp/form/dWZu/810803
【登壇者プロフィール】
ジョエラ・キウ(Joella Kiu)
シンガポールを拠点に活動するキュレーター、美術史家。アーティストがどのように現代社会に存在する膨大な情報をアレンジ、収集、整理するのか、また、それらをいかに生態系やエコロジーの問題と関連付けているかについて研究を行う。現在はシンガポール美術館のキュレーター。近年のキュラトリアル・プロジェクトにシンガポール美術館での「Lost & Found: Embodied Archive」(2024年)、「Olafur Eliasson: Your curious journey」(2024年)、「SAM Contemporaries: Residues & Remixes」(2023年)、「Lonely Vectors」(2022年)、「REFUSE」(2022年)や、第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展「to gather: The Architecture of Relationships」(2021年)などがある。また、個人の活動として、作家やキュレーターとの対話をアーカイブするオンラインプラットフォーム「Object Lessons Space」を主催するほか、シンガポール・コミュニティ・ラジオと共同制作したビジュアル・アートに関するポッドキャスト「Mushroomed」のホスト、ライター、プロデューサーを務める。