【終了】阪中隆文:滞在制作事業成果報告会(二国間交流事業)
アーツ前橋滞在制作事業(二国間交流)で、国立台北芸術大学関渡美術館に派遣された招聘された阪中隆文の成果報告会を開催します。
アーツ前橋では、滞在及び制作のための施設「竪町スタジオ」を拠点として国内外よりアーティストを招聘して、滞在制作事業を行ってきました。2021年度から2022年度には国立台北芸術大学関渡美術館(Kuandu Museum of Fine Arts)と二国間交流事業プログラムを実施し、阪中隆文とチャン・リャンシェンが選ばれました。新型コロナウイルス感染症の影響により、アーティストの渡航が困難となり、当初の予定が延期となり、アーツ前橋から派遣する阪中の滞在制作は2023年度の実施となりました。
阪中は日本統括時代に日本人によって持ち込まれた外来種のアフリカマイマイをテーマにリサーチを行い、日本植民地建築や遺構にそれらを解き放つというプロジェクトを実施しました。成果報告会では、リサーチプロジェクトの話を中心に、交流プログラムの成果を発表します。
■成果報告会
期日:2024年3月23日(土)
会場:アーツ前橋 スタジオ
時間:午後2時から3時
申込不要、参加無料
■滞在場所:国立台北芸術大学 関渡美術館・台湾 Kuandu Museum of Fine Arts,Taiwan
■滞在期間:2023年9月4日~10月30日
■現地成果発表展:2023年10月28日~2024年2月25日
■アーティスト
阪中隆文(SAKANAKA Takafumi)
1989年東京生まれ。多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業。暗渠、ビルの天井裏、床下、古墳、空き地など都市や建築の周縁的領域に着目し、写真・映像・インスタレーションを制作する。遊びのような行為によって、社会の変化のなかで生まれる空白の空間を個々の身体や感情とコラージュのように結びつける。
https://sakanakatakafumi.info/
《アフリカマイマイを日式建築に解き放つ》2023年
※本事業は、国立台北芸術大学関渡美術館(Kuandu Museum of Fine Arts)との「国際芸術家交流プログラム/International Artist Exchange Program」として実施します。