尾花賢一 滞在制作【終了】
アーツ前橋では、昨年度に引き続き、前橋市で滞在制作を行う、群馬県にゆかりのあるアーティストを募集しました。より充実した前橋での滞在制作の機会を提供するため、滞在期間を長く設定し、若いアーティストにも滞在制作の機会を与えるため、プログラムA:「群馬県にゆかりがあり、30歳以下のアーティスト」とプログラムB:「年齢制限なく、群馬県にゆかりのあるアーティスト」の2つのプログラムでアーティストを公募しました。県内外、国内外から22件の応募があり、4名の審査員による審査の結果、本年度2組目のアーティストとして、尾花賢一氏を2月7日から前橋に招聘します。
尾花氏は群馬県太田市出身で、現在は秋田を拠点に制作活動を行っています。これまでの作品には、覆面を被った人物が幾度となく登場し、その姿を独自の視点でユーモラスに表現してきました。絵画や立体、近年は漫画形式での作品制作を試みるなど、表現の可能性を模索し続けています。今回は、自身が幼少期度々訪れた前橋の記憶と滞在中の新たなインスピレーションをもとに、作品を制作する予定です。
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■ 滞在期間:2月7日(木)〜2月12月(火)、2月17日(日)~2月24日(日)、3月9日(土)~3月18日(月)、3月22日(金)~3月30日(土)(予定)
■ 滞在場所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)
■ パブリックプログラム
滞在中の様子についてお話するアーティストトークを開催します。
また同日は、本滞在中に制作を行っているスタジオも公開しています。
アーティストトーク
日時:3月17日(日)14:00~15:00
場所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)
オープンスタジオ
日時:3月17日(日)11:00~19:00
場所:竪町スタジオ(前橋市千代田町2-4-1)
どちらも入場無料、どなたでもお気軽にご参加ください。
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※ 公募の審査員による講評は下記のページよりご覧いただけます。
http://www.artsmaebashi.jp/?p=11119
■ 招聘アーティスト プロフィール
尾花賢一 OBANA Kenichi
1981年群馬県生まれ。2006年筑波大学大学院芸術研究科洋画コース修了。主な個展に、2018年「森の奥、そして -前編・後編-」(hpgrp GALLERY TOKYO、東京)、2017年「森の奥、そして」 (アトリオン 秋田総合生活文化館・美術館、秋田)など。主な受賞に、2015年Tokyo Midtown Award 2015 優秀賞、2014年LUMINE meets ART AWARD 準グランプリなど。http://www.obanakenichi.com/
■ これまでの作品
個展「森の奥、そして」展示風景、2017年、アトリオン 秋田総合生活文化館・美術館
※本事業は、「平成30年度文化庁アーティスト・イン・レジデンス活動支援事業」の助成を得て実施します。