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石田尚志(いしだ・たかし)は、自ら描いた絵画を連続的に撮影する手法(ドローイング・アニメーション)で制作した映像作品により、1990年代から国内外で評価されてきました。
石田の作品は、絵画がもつ色彩や筆致の豊かさと、黎明期の映画がもたらした「イメージが動く驚き」をあわせ持ち、両者が共有する「光」を起点に、抽象絵画の形象を疾走感のある変容のうちに映し出します。
映像によるインスタレーションや立体造形への展開を経て、近年の石田は約30年ぶりに再びカンヴァスに絵筆を走らせ、空間と時間を“静止した平面”に描き表すことに取り組んでいます。2015年以来の大規模な個展となる本展では、代表作と新作を中心に、初公開の作品も含め約80点の作品を紹介し、石田尚志の仕事を再考します。
| 会期 | 2025年4月19日(土)~6月22日(日) |
| 開館時間 | 午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで) |
| 休館日 | 水曜日 |
| 会場 | アーツ前橋 ギャラリー |
| 観覧料 | 一般:800円/学生・65歳以上・団体(10名以上):600円/高校生以下:無料 *障害者手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は無料 *5月5日「こどもの日」(月・祝)、6月15日(日)「前橋市 多様な学びの日」は無料 |
| 主催 | アーツ前橋、読売新聞社、美術館連絡協議会 |
| 助成 | 公益財団法人 花王芸術・科学財団 |
| 協力 | タカ・イシイギャラリー |
| 後援 | 上毛新聞社、群馬テレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム、前橋商工会議所 |

1972年東京都生まれ。1990年より本格的な絵画制作、1992年頃より映像制作を始め、《部屋/形態》(1999)でイメージフォーラム・フェスティバル1999特選受賞。愛知芸術文化センター委嘱映像作品《フーガの技法》(2001)等で注目を集める。2007年、五島記念文化賞美術新人賞受賞。2025年、芸術選奨文部科学大臣賞受賞。多摩美術大学教授。


線を描いては1コマずつ撮影することを繰り返すというドローイング・アニメーションの手法で、独自の映像作品を生み出してきた石田尚志。本展は、約10年ぶりの大規模個展として、昨年より神奈川県立近代美術館 葉山、アーツ前橋、高松市美術館で順次開催しています。アーツ前橋では、本展のために制作された新作《夜の海》(2024年)を大型LEDパネルのスクリーンで上映。昨年葉山で公開制作された新作映像を当館で初公開するほか、初期の《部屋/形態》(1999年)をはじめとする代表作をご覧いただけます。(映像作品の上映時間の合計は約90分)


独学で油彩画を始め、映像制作や映像を含む空間インスタレーションの作品を経て、2010年代末から再びカンヴァスに向かっている石田尚志。10代前半の油彩画、近年の展開を啓いた2019年の《弧上の光》、さらに最新作の油彩画を通じて、「画家」としての石田を再考します。また、40メートル超のロール紙に描かれた、石田作品の特徴のひとつ「絵巻」の原点となる貴重な初期作《絵馬》(1990年)などを初公開します。


前橋文学館特別館長であり、1970年代以降の日本の実験映像を牽引した映像作家である萩原朔美と石田尚志とのトーク+上映会(会場:前橋文学館)、石田が影響を受けた映像作品や交流のある作家たちの作品を石田自身がセレクトした特別プログラムの上映(会場:前橋シネマハウス)、さらに本展会期中の5月11日からは、複合施設「まえばしガレリア」内のギャラリーで石田の個展も開催(会場:タカ・イシイギャラリー 前橋)。複数のアートスポットが集中するアーツ前橋周辺を周遊しながら関連企画をお楽しみいただけます。
| 日時 | 5月18日(日)午後2時~3時 |
| 出演 | 夏可君(キュレーター・哲学者/中国人民大学教授)×石田尚志、南條史生(アーツ前橋特別館長) ※夏可君氏はオンラインでの参加 |
| 会場 | アーツ前橋 スタジオ |
| 定員 | 40名(事前申込) |
| 参加費 | 無料 ※当日の観覧券をご提示ください |
| 申込方法 | 専用フォームからお申し込みください ※受け付けは終了しました |
| 日時 | 6月7日(土)午後4時~5時30分 |
| 出演 | 萩原朔美(映像作家/前橋文学館特別館長)×石田尚志 |
| 会場 | 前橋文学館 3Fホール |
| 定員 | 100名(事前申込) |
| 参加費 | 無料 |
| 申込方法 | 専用フォームからお申し込みください ※受け付けは終了しました |
石田尚志が影響を受けた映像作家や交流のある作家たちの作品を自作も交えてセレクトした特別プログラム。
| 日時 | 6月8日(日)午後2時~4時 |
| 上映作品 | 石田尚志「絵巻」(1995年)、「スリー・レッド・ストライプス」(2005年)、「海の映画」(2007年) 相原信洋「STONE」(1975年) 山崎博「HELIOGLAPHY」(1979年) 伊藤高志「DRILL」(1983年) 黒坂圭太「変形作品第5番〈レンブラントの主題による変形解体と再構成〉」(1986年)、「餅兵衛」(2005年) 折笠良「水準原点」(2015年)、「地面の底の病気の顔」(2017年) 牧野貴・石田尚志「光の絵巻」(2011年) *黒坂圭太、牧野貴と石田尚志とのアフター・トークあり |
| 会場 | 前橋シネマハウス(3F アーツ前橋上) |
| 定員 | 50名(事前申込) |
| 参加費 | 無料 ※当日の観覧券をご提示ください |
| 申込方法 | 専用フォームからお申し込みください ※受け付けは終了しました |
| 日時 | 5月6日(火・休)、6月15日(日) 午後2時~3時 |
| 会場 | アーツ前橋 ギャラリー |
| 対象 | どなたでも(事前申込) |
| 参加費 | 無料 ※当日の観覧券をご提示ください |
| 申込方法 | 専用フォームからお申し込みください ※受け付けは終了しました |
アーツナビゲーターとともに、気づいたことや感じたことなどをおしゃべりしながら鑑賞するプログラム。(展示中の2作品 所要時間約40分)
| 日時 | 5月10日(土)、6月14日(土)午後2時~ |
| 会場 | アーツ前橋 ギャラリー |
| 定員 | 各回5名程度(事前申込) |
| 参加費 | 無料 ※当日の観覧券をご提示ください |
| 申込方法 | 専用フォームからお申し込みください ※受け付けは終了しました |
| 会期 | 5月11日(日)~6月22日(日) |
| 営業時間 | 午前11時~午後7時 |
| 定休日 | 月・火・祝祭日 |
| 会場 | タカ・イシイギャラリー 前橋(まえばしガレリア ギャラリー1) |
| Tel | 027-289-3521 |

「石田尚志 絵と窓の間」(2025年4月19日[土]~2025年6月22日[日])の展覧会カタログ。
自らが描く絵画を連続的に撮影した映像作品により、国内外で高い評価を受ける美術作家・石田尚志。
2015年以来の大規模な個展「絵と窓の間」の開催にあわせ、作家の代表作をはじめ、幼少期から新作までをオールカラーで網羅した作品集。
豪華執筆陣による論考で、石田尚志の作品世界を紐解くとともに、片方の頁をフリップブック(パラパラ漫画)にすることで、映像作品のリアリティを再現しています。また、カバー裏にはそれぞれ異なる石田作品3パターンをランダムに掲載。
| 執筆 | 石田尚志 夏可君 萩原朔美 矢口哲男 横山由季子 三本松倫代 出原均 庭山貴裕 髙見翔子 |
| 編者 | 神奈川県立近代美術館、高松市美術館、アーツ前橋、石田尚志事務所 |
| 編集 | 五十嵐健司 |
| デザイン | 三木俊一(文京図案室) |
| 発行 | ケンエレブックス |
| 印刷 | 吉原印刷株式会社 |
| 発行日 | 2024年8月8日 |
| 判型 | A5変型/322ページ |
| 言語 | 日本語/英語 |
| 価格 | 2,970円(税込) |
| ISBN | 978-4-910315-41-6 |