過去の展覧会
開催概要
関連プログラム
配布・出版物

《太陽の塔》やTV・ラジオ出演などを通して文化的アイコンとなった岡本太郎。彼は戦後に数多くの芸術論を残し、とりわけ1954年の著作『今日の芸術』は、創造的に生きるための入門書として、美術書としては異例のベストセラーになりました。
太郎は本書において、「芸術は万人によって、鑑賞されるばかりでなく、創られなければならない」と述べました。自分たちの感性で芸術に触れ、自分たちの手で文化を作り上げていくことを訴えかけたメッセージは、同時代の若者や芸術家を挑発しました。
本展では、太郎が『今日の芸術』以降、戦後社会に与えたインパクトを検証します。岡本太郎の作品・映像資料のほか、彼に刺激を受けた芸術家たちの作品を通し、今もなお私たちを鼓舞する太郎の思想を読み解きます。
2018年3月には、前橋・広瀬川河畔に《太陽の鐘》が設置されました。「森羅万象が叫ぶような、あらゆる音を立てる」鐘とともに、岡本太郎の世界を体感してみませんか?
| 会期 | 2018年10月5日(金)~2019年1月14日(月・祝) 81日間 ※会期中、一部展示替えあり 【前期】:2018年10月5日(金)~11月20日(火) 【後期】:2018年11月22日(木)~2019年1月14日(月・祝) |
| 開館時間 | 11:00~19:00(入場は18:30まで) |
| 休館日 | 水曜日、年末年始(12月28日(金)~1月4日(金)) |
| 会場 | アーツ前橋(群馬県前橋市千代田町5-1-16) |
| 観覧料 | 一般:600円/学生・65歳以上・団体(10名以上):400円/高校生以下:無料 *10月5日(金)~30日(火)はアーツ前橋の開館5周年を記念して入場無料。 *1月7日(月)は太郎の命日のため入場無料。 *障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料。 *以下のいずれかの条件に該当の方は、観覧料が400円。 (1)トワイライト割:17時以降にご来場された方 (2)太陽の鐘割:携帯電話やカメラで「太陽の鐘」を撮影した写真を受付で提示した方 |
| 主催 | 前橋岡本太郎展実行委員会 |
| 共催 | アーツ前橋 |
| 協賛 | 太陽の会 |
| 助成 | 自治総合センターシンポジウム助成金 |
| 協力 | 岡本太郎記念館、川崎市岡本太郎美術館 |
| 後援 | 上毛新聞社、朝日新聞社前橋総局、毎日新聞前橋支局、読売新聞前橋支局、産経新聞前橋支局、東京新聞前橋支局、日本経済新聞社前橋支局、共同通信社前橋支局、時事通信社前橋支局、NHK前橋放送局、群馬テレビ、FM GUNMA、まえばしCITYエフエム、前橋商工会議所、総務省 |
岡本太郎/赤瀬川原平/池田龍雄/北代省三/篠原有司男/関口光太郎/高松次郎/立石大河亞/パブロ・ピカソ/アンリ・マティス/村上善男/ヤノベケンジ/横尾忠則 ほか

1911年、漫画家の岡本一平、歌人・小説家の岡本かの子の長男として生まれる。1929年に東京美術学校(現・東京藝術大学)に入学。翌年からパリに滞在。最新の美術動向に触れると同時に、民族学やジョルジュ・バタイユの思想に触れる。1942年応召。戦後は東京・世田谷にアトリエを構え、絵画・立体作品とともに多数の著作を発表。1954年に著した『今日の芸術』はベストセラーとなる。「縄文土器論」ほか、日本の伝統についての著作活動が旺盛になり、日本各地を取材する。1970年の日本万国博覧会のテーマ館プロデューサーを務める。テレビやマスメディアにも精力的に出演し、晩年まで多方面で活躍した。1996年1月死去。



アーツ前橋
TEL:027-230-1144
FAX:027-232-2016
E-mail:artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp
太郎の研究者や、彼に影響を受けた文化人たちをゲストにお招きし、シンポジウムを開催します。
| 日時 | 10月7日(日) 14:00~17:00 |
| 会場 | 前橋テルサ 2階ホール(群馬県前橋市千代田町2-5-1) |
| 参加費 | 無料 |
| 申込方法 | |
| 詳細 | 【第1部】基調講演 14:00~15:00 山下裕二「岡本太郎・縄文・日本美術史」 【第2部】トークセッション 15:30~17:00 「岡本太郎とは何だったのか」 登壇者 山下裕二 タナカカツキ ANI (スチャダラパー) 春原史寛 |

山下 裕二 (やました・ゆうじ)
1958年、広島県呉市生まれ。東京大学大学院修了、明治学院大学文学部芸術学科教授。雪舟、狩野派をはじめとする室町時代の水墨画の研究を起点として、縄文から現代美術まで、日本美術に関して幅広く研究、批評活動を行っている。1996年、赤瀬川原平と「日本美術応援団」を結成。おもな著書に、『室町絵画の残像』、『日本美術の二〇世紀』、『岡本太郎宣言』、赤瀬川原平との対談集『日本美術応援団』、橋本麻里との共著『驚くべき日本美術』などがある。また、「超絶技巧!明治工芸の粋」展など、展覧会プロデュースも数多く手がけている。

タナカ カツキ
1966年大阪生まれ。マンガ家。著書には『オッス!トン子ちゃん』『サ道』『バカドリル』『水草水槽のせかい』など。その他映像作品等も多数手がけ、アーティスト、アートディレクターとして幅広いジャンルで活躍。
カプセルトイ「コップのフチ子」の生みの親でもある。
https://www.kaerucafe.com/

ANI(アニ/スチャダラパー)
スチャダラパーMCとしての活動を中心に、ナレーター・DJなど、存在、立ち位置、動向が様々な業界から常に注目を浴びている。グループとしては、2015年にアルバム『1212』をリリース。2018年4月にライブ会場限定CD『スチャダラパー・シングス』を発売し、12月にワンマンライブ『暮れの元気なごあいさ2²(KGGⅡ²)』を開催する。

春原 史寛 (すのはら・ふみひろ)
1978年長野県生まれ。武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科准教授。専門は日本近現代美術史、博物館学、美術科教育。筑波大学大学院博士後期課程人間総合科学研究科修了、博士(芸術学)。大川美術館、山梨県立美術館、山梨県立博物館の学芸員、群馬大学教育学部美術教育講座准教授を経て現職。主に岡本太郎研究を中心に、美術鑑賞教育やメディア文化論も踏まえて、戦後日本社会における美術受容やそのイメージ変遷について研究。
| 日時 | 11月11日(日) 14:00~16:00 |
| 会場 | アーツ前橋 1階スタジオ |
| ゲスト | 春原史寛(本展企画協力) |
| 参加費 | 無料 |
| 定員 | 40名 |
| 申込方法 | アーツ前橋へ電話(Tel:027-230-1144) |
前橋市の広瀬川河畔に設置された《太陽の鐘》を特別に鳴らすことができます。
| 日時 | 12月2日(日) 13:00~14:00 |
| 定員 | 100名 |
| 申込方法 | アーツ前橋へ電話(Tel:027-230-1144) |
| 日時 | 10月21日(日)、11月17日(土)、12月15日(土) 14:00~14:30 |
| 会場 | アーツ前橋 ギャラリー |
| 参加費 | 無料 ※お申込み不要 ※11月17日(土)、12月15日(土)は要観覧券 |
岡本太郎自らが出演し、また、登場するキャラクターデザインを行った映画を上映します。
| 上映作品 | 12月8日(土)14:00~ 『宇宙人東京に現わる』(監督:島耕二、1956年) 12月1日(土)11:00~、14:00~ 『誘惑』(監督:中平康、1957年) |
| 会場 | 前橋シネマハウス(アーツ前橋と同じ建物の3階) |
| 同時上映 | 2018年10月13日(土)~11月2日(金) 『太陽の塔』(監督:関根光才、2018年) ※同時上映作品の詳しい上映情報、関連イベントは前橋シネマハウス(027-212-9127)にお問い合わせください。 |
| 日時 | 11月10日(土)14時~14時30分 |
| 対象 | 未就学児、小学生 |
| 集合場所 | アーツ前橋1階総合案内前 |
| 参加費 | 無料/申込不要 |
| 同日開催 | あーつひろば |
| 日時 | 12月3日(月)14時~15時 12月4日(火)14時~15時 12月6日(木)14時~15時 12月7日(金)14時~15時 12月8日(土)11時15分~12時15分、14時~15時 12月9日(日)11時15分~12時15分、15時~15時30分 |
| 集合場所 | アーツ前橋 1階総合案内前 |
| 参加費 | 無料、要観覧券 |
| 申込方法 | アーツ前橋へ電話 |

「岡本太郎と『今日の芸術』 絵はすべての人の創るもの」(2018年10月5日[金]~2019年1月14日[月・祝])のコンセプトブック。
1954 年に刊行された岡本太郎『今日の芸術』。
当時の若き芸術家たちに大きな影響を与えた同書は、大ベストセラーとして幅広い人たちを魅了し、今日にいたるまで版を重ね続けています。 本書「岡本太郎と『今日の芸術』は、岡本太郎や関連するアーティストの作品を『今日の芸術』のキーワードとともに紹介し、同書が成立した背景や岡本太郎が発したメッセージの射程、『今日の芸術』をいま読み解くことの意義を明らかにします。
【序論】春原史寛「岡本太郎の活動の転換点としての『今日の芸術』とその成立をめぐる力学」
【図版と解題】岡本太郎と『今日の芸術』[岡本太郎や関連作家の作品図版を『今日の芸術』のキーワードと共に紹介。各章には気鋭の美術史研究者たちによる解題が付されます。
解題執筆者:春原史寛(本展企画協力)/小金沢智(太田市美術館・図書館学芸員)/岩田ゆず子(東京国立近代美術館研究補佐員)/石井匠(インディペンデントキュレーター)/忠あゆみ(福岡市美術館学芸員)/成相肇(東京ステーションギャラリー学芸員)
【論考】大杉浩司「芸術と社会の接点 岡本太郎のパブリックアート」
【報告】春原史寛[岡本太郎のパブリックアート]《太陽の鐘》の誕生と群馬県前橋市における再生プロジェクト
【再録】今日の芸術をめぐる書評と言説(1954 年‒1996 年)
など
| 価格 | 1,200円+税 |
| 仕様 | 新書版、176頁 |
| 企画 | アーツ前橋 |
| ブックデザイン | 鈴木成一デザイン室 |
| 制作 | 則武優+小倉裕介[現代企画室] |
| 発行 | 現代企画室 |