中学生とのオンラインミーティング
日時:2021年2月27日(土) 16:00~18:00
場所:参加者各自宅、アーツ前橋MTGルーム
参加者:中学生3人、中島佑太、岡安賢一(動画記録)、今井朋(アーツ前橋)
第1回に手紙によるワークショップを行った参加者3名とzoomを使用したワークショップを行った。中学生は、手紙よりもzoomの方がプログラムとしてやりやすいという印象をもっているようだ。中島と行ってきた自治会長へのインタビューをもとに、今後の活動の可能性を中学生に聞いた。これまでも南橘団地のプロジェクトでは「旅」をテーマにワークショップ等を行ってきたことから、高齢者の方の話を聞いたうえで、旅をテーマにした団地の掲示板を使った展示や南橘町の新聞を作るのはどうかなどのアイデアがでた。
最終的には中島よりチェキのカメラを参加者3名に手渡し、彼女たちの日常を写し取ってもらい、それらの写真を利用したプログラムを作ることで全員の合意を得ることができた。
翌日、中学生たちにはポラロイドカメラを手渡し、次回のワークショップまでに20枚の写真を撮ることを依頼した。(今井)
アーティストのひとこと
手紙でのやりとりは正直、もう少しうまく行くと期待していた。しかし彼らの世代感覚を考えれば、zoomの方がいいというのは自然なことだろう。むしろ我々大人3人の方がオンラインでのやりとりに不慣れだ。塾などですでにzoomを使用しているからなのか、終始静かに話を聞こうとしている(ように見える)。それは音声が被らないためなのだろうが、どこかやりにくさを感じる。やっぱりいつも通りに、雑然とした雰囲気の中、いつの間にかやることが生まれていくような、そういうコミュニケーションとは違うのだ。いつも通りであることに、とらわれているつもりもないのだが、そういう思考になってしまうのはある程度仕方のないことかもしれない。しかし常識は変えられるのだ!(中島)
(執筆・撮影・投稿=中島佑太、今井朋)