タイムカプセルプロジェクト2018 ピッツァパーティ
日時:2018年10月13日(土)13:30〜16:30
参加者数:合計65人(参加者52人+増田煉瓦さん5人+スタッフ等関係者8人)
スタッフ:内藤施設長さん、廣瀬(一)さん(のぞみの家)、廣瀬智央、後藤朋美(以下、ごっとん)、小田久美子(おだっつ)、アーツ前橋・住友文彦(すみー)、今井朋(ぽんた)、山田歩(やまでぃ)
場所:のぞみの家 お庭
概要:1人の男の子がイタリアにいる廣瀬さんに「ピッツァ宅配してほしい」というお手紙を書いたことにスタッフやアーティストも触発されて実現したピッツァパーティ。増田煉瓦株式会社さんという全国にピッツァ窯を流通させるだけでなく、前橋でピッツァの普及に取り組む地元企業の手厚いご協力で、のぞみの家のお庭で本格的なイタリアンピッツァを親子で楽しむことができました。また、このパーティの準備を進める中で、戦後の時代、最初期ののぞみの家を知る方にも奇跡的に出会いました。フードバンクまえばしさんからはお菓子や飲み物の提供もいただき、これをきっかけにのぞみの家も継続的に活用し始めたりするなど、今後の地域との関係性が期待できる会になりました。
協力:増田煉瓦株式会社、フードバンクまえばし
お知らせのポスターと招待状(9/13事前ワークショップ時のものを再掲)
ピッツァハンドブック
今回のパーティに先立って廣瀬智央が「ピッツァハンドブック」を作成し、配布しました。ピッツァの歴史、種類、作り方(レシピ)、トッピングの例などが載っています。
子ども用と大人用の2種類があります。
フォトレポート
まずは搬入!地面に緑と白のシートを子どもたちと敷いて、増田煉瓦さんのピッツァ窯にも火が入ると、あっという間にいつものお庭が特別な空間に。
6月の空のワークショップで撮った空の写真や、発明ピッツァのワークシートも特別に展示してお母さんたちに見てもらいました。すぐにお手伝いしてくれる子どもたちです。
さていよいよパーティの始まりです。廣瀬さんとごっとんから趣旨の説明、のぞみの家の内藤施設長さんと増田煉瓦の社長さんからもご挨拶いただきました。
ごっとんが「カメチケット」をみんなへ配り、スタッフがあらかじめ個包装した発明ピッツァの具をチケットと交換するように伝えます。すぐに行列に。事前ワークショップで考えたトッピングを選ぶ人、並んだ具材を見て新たに考える人様々です。
これまでのワークショップで子どもたちが選んだものを中心に、チーズやハム、卵、フルーツなど様々な具材があります。他の人やスタッフと交渉してチケットを譲ってもらっている子もいました(笑)。
発明ピッツァのために特別に用意していただいたミニピッツァに親子でトッピングを楽しみます。
どこにトッピングを置こうかな?真剣!
いよいよイタリアからやってきた薪のピッツァ窯にピッツァを入れて焼きます。みんな興味津々!増田煉瓦のスタッフさんが「何秒で焼けるかな?」と声をかけると、みんなで声を合わせて数を数え始めました。イタリア人スタッフさんは焼き加減を見ながら窯の中でピッツァを少しずつ回しています。いーち、にーぃ、さーん・・・・・
・・・なんと73秒で焼けました!窯から取り出された出来たてのピッツァ。子どもたちも「わぁ!」、お母さんたちも「おいしそう!!」という声と思わず拍手が出ました。
みんなそれぞれ違う発明ピッツァができました♪
次にイタリアの「本格ピッツァ」も焼いていただきました。トマトソースにモッツァレラチーズとバジルの「マルゲリータ」や、生ハムがのったピッツァ、廣瀬さんがイタリアから持ってきてくれた食材なども楽しみました。
ピッツァ窯や職人さんの手元に興味を持って何度も見に来る子もいました。
問答無用の美味しさ!みんなペロリ。
ツナのピッツァ、日本でも見かけるアンチョビが効いたピッツァ、あまり普段の料理では使わないカルチョフィ(アーティチョーク)を使ったピッツァなども廣瀬さんによるトッピングで登場。本格ピッツァはお母さんたちにも人気でした。
この時に久しぶりに顔を出してお話しできた子や初めましてのお母さんも。天気も過ごしやすく、のんびりと楽しみました。
出入りしながらも顔を出してくれた方も多く、終始和やかで楽しい時間になりました。これも美味しいピッツァのおかげです。
アーツ前橋の住友館長も駆けつけ、最後に挨拶いただきました。
片付けも終わり、名残惜しそうにピッツァ窯をのトラックをお見送り。「また来年もお願いします!」としっかり伝えている子もいました(笑)。
(印刷物作成・デザイン=後藤朋美、編集・投稿=小田久美子)