ゆったりアーツ14 聴く-共鳴する世界


ゆったりアーツ14
聴く-共鳴する世界

2月のゆったりアーツは休館日ではないアーツ前橋に出かけた。それでもコロナの渦中にあって来客は疎らだ。しかし、この日のゆったりアーツは参加者が企画始まって以来の28人と最高人数になり、私たちだけでも賑やかな会場となった。アリスの広場の人にとっては大人数という感じなので、バラバラと別れて鑑賞する。

開催中の展覧会「聴くー共鳴する世界」は、聴くことに焦点を当てた展覧会で、所々で作品に耳を傾けることができる。

実はこの展覧会、私は開幕直後に鑑賞しているのだが、アリスの仲間と訪れると、展覧会の紹介文が全く違う意味合いを帯びてくる。ほとんど会話のないアリスの仲間たちと巡る展覧会は僕にとって特別な機会となっている。展覧会の紹介文がこの静かな鑑賞会を言い当てているように思えたので、最後にその文章を抜粋する。

聴く-共鳴する世界
「私たちは何をどのように聴いているのでしょうか。これまで聴かれてこなかった音や声に耳を傾けるにはどうすればいいのでしょうか。(中略)この展覧会を通して、あなたも複数の声が響き合う世界にぜひ耳を傾けてみてください。」

(執筆・写真:滝沢達史)

「ゆったりアーツ14/聴く-共鳴する世界」
2月12日13:00〜16:00
参加者28名(アリスの広場:若者18名、職員7名、アーツ前橋3名)

 

聴く-共鳴する世界

 

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