アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.47(バックナンバー)

2017年10月17日発行

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朝晩はだいぶ冷えて秋の深まりを感じる今日この頃ですね。10月20日(金)からはアーツ前橋と前橋文学館の共同企画展「ヒツクリコ ガツクリコ ことばの生まれる場所」が始まります。本展は美術館と文学館の共同企画展で、全国的にも珍しい試みです。イベントも盛りだくさんですので、ぜひお出かけください。
本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)アーツ前橋×前橋文学館共同企画展 ヒツクリコ ガツクリコ ことばの生まれる場所

(3)ロビーライブvol.13 ソウル/ヒップホップ

(4)メンバーシップ募集中

(5)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(6)ミュージアムショップ mina

(7)アートのとびら by 辻学芸員 vol.48

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●(1)イベントカレンダー ●

■ヒツクリコ ガツクリコ トーク
○内容:なぜ今「ことば」について考えるのか。現代における言葉の問題について、展覧会参加作家や文学/言葉の専門家を招いたトークイベントを開催します。                
○日時:10月21日(土)
【第一部 14時30分~16時】平川克美(文筆家、思想家)×文月悠光(本展参加作家、詩人)×萩原朔美(前橋文学館館長)
   【第二部 16時30分~18時】名児耶明(五島美術館副館長)×鈴木ヒラク(本展参加作家)×住友文彦(アーツ前橋館長)                                  
○会場:前橋文学館 3階ホール                                    
○参加費:無料                                              
○定員:100名                                               
○申込み:前橋文学館へ電話(Tel.027-235-8011)

■今日の原稿用紙-TOLTAによるツアー型ワークショップ-
○内容:ガイドにそって前橋の街を歩き、その体験をもとに一篇の詩を作ります。 
○日時:10月22日(日) 14時~
○集合場所:アーツ前橋 1階総合案内     
○持ち物:時計(携帯電話でも可)
○参加費:無料(要観覧券)        
○対象:高校生以上     
○定員:20名      
○申込み:アーツ前橋へ電話(Tel.027-230-1144)

■ムットーニ からくりミニシアター 上演とトーク
○日時:11月4日(土)14時~
○会場:前橋文学館 3階ホール
○出演:ムットーニ(武藤政彦)
○参加費:無料(要観覧券)
○定員:80名
○申込み:前橋文学館へ電話(Tel.027-235-8011)

■三角みづ紀 詩のワークショップ
○日時:11月11日(土) 14時~
○会場:前橋文学館 4階研修室
○講師:三角みづ紀(詩人、第22回萩原朔太郎賞受賞)
○参加費:無料
○定員:25名
○申込み:前橋文学館へ電話(Tel.027-235-8011)

■学芸員によるギャラリーツアー
○日時:11月18日(土)13時30分~(前橋文学館)
           15時~(アーツ前橋)
○参加費:無料(申込不要)

■こどもアート探検
○日時:11月26日(日)14時~
○会場:アーツ前橋 ギャラリー
○対象:小学生以下(未就学児は保護者同伴)
○参加費:無料(申込不要)

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●(2)アーツ前橋×前橋文学館共同企画展 ヒツクリコ ガツクリコ ことばの生まれる場所 ●

本展覧会は、お互いの施設の特性を生かし、全国的にもめずらしい美術館と文学館の共同企画展です。前橋文学館は、萩原朔太郎や萩原恭次郎などの地域ゆかりの作家からコンクリートポエトリーを始めとする前衛的な活字表現を紹介します。アーツ前橋では、活字に留まらない言葉の特徴として、未来派やフルクサスのような20世紀の美術運動から現代作家までを中心に紹介し、人間と言葉の関係や言葉の始原的な役割を考えます。

○会期:2017年10月20日(金)~2018年1月16日(火) 
○開館時間:アーツ前橋 11時~19時(入場は18時30分まで) 
        前橋文学館 9時~17時(入場は16時30分まで)
○休 館 日:水曜日、年末年始(12月28日(木)~1月4日(木))
○会  場:アーツ前橋(群馬県前橋市千代田町5-1-16)、前橋文学館(群馬県前橋市千代田町3-12-10)
○観 覧 料: 共通観覧券 一般 700円 / 学生・65歳以上・団体(10名以上) 350円 / 高校生以下無料
※アーツ前橋1階ギャラリー及び前橋文学館3階オープンギャラリーは無料 
※障害者手帳等をお持ちの方と介護者1名は無料
※以下のいずれかの条件に該当の方は、観覧料が350円
1)アーツトワイライト割:17時以降にアーツ前橋にご来場された方
2)文学館早起き割:11時より前に前橋文学館にご来場された方
3)ヒツクリコ ガツクリコ割:ペアでご来場された方
※観覧無料日:10月20日(金)[展覧会初日]、10月28日(土)[群馬県民の日]、1月9日(火)[前橋初市まつり]
○参加作家:足立智美/荒井良二/浦上秀樹/大澤雅休/大澤竹胎/オノ・ヨーコ/oblaat/河口龍夫/河原温/フランチェスコ・カンジュッロ/北園克衛/草野心平/ジョン・ケージ/塩見允枝子/クルト・シュヴィッタース/白石慶子/鈴木ヒラク/トゥッリオ・ダルビゾラ/トリスタン・ツァラ/東宮七男/TOLTA/新国誠一/ni_ka/萩原恭次郎/萩原朔太郎/福田尚代/文月悠光/ベン・ヴォーティエ/ジョージ・マチューナス/Maniackers Design/フィリッポ・T.マリネッティ/ミヤギフトシ/ムットーニ/山川冬樹/山村暮鳥/横堀艸風

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=9424

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●(3)ロビーライブvol.13 ソウル/ヒップホップ ●

アーツ前橋で行う小さな音楽ライブ。県内で音楽イベントを企画している方をコーディネーターに迎え、様々なジャンルの音楽を紹介します。vol.13「ソウル/ヒップホップ」では、ボーカリスト&ラッパーのMASSANによるソロライブをお楽しみください。

日時:11月19日(日) 14:00~15:00
場所:アーツ前橋 交流スペース (1階総合案内付近)
料金:無料 申込不要
コーディネーター:岩崎有季

詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=9815

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●(4)メンバーシップ募集中 ●
 
年会費:一般会員 2,000円/ペア会員 3,500円
主な特典:展覧会入場料無料、プレビューご招待、会員向けイベント開催など

詳しくは→https://www.artsmaebashi.jp/?page_id=113

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●(5)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

こんにちはアーツ前橋店です!
日に日に朝晩の冷え込みが激しくなってきましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

当店自慢のコーヒーをご紹介します!!
『YIRGACHEFFE/ETHIOPIA』
イルガチェフェ/エチオピア
(印象)
華やかでローズやバニラなどを感じ
ピーチやアールグレイの印象。
余韻が長く続きます!

コーヒー豆は量り売りもおこなっております!
☆100g/¥700~
☆200g/¥1,420
産地から届いた新鮮で香り高い素晴らしいコーヒーを是非嗜んでみませんか?
皆さまのご来店をスタッフ一同こころよりお待ちしております!

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:月曜-土曜 11時~20時
   日曜 11時~19時
○休業日 :水曜日
(スタッフ:橋爪)

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●(6)ミュージアムショップ mina ●

いよいよ『ヒツクリコ ガツクリコ ことばの生まれる場所』展が始まりますね!minaでも図録を始め、参加作家さんの関連グッズ、オリジナルのバッグなどを販売します。展覧会のあとは、ぜひショップへもお越し下さいね。

■展覧会関連グッズ
展覧会に合わせ、大原大次郎さんデザインのオリジナルバッグが出来ました!
ショルダーバッグにも、手持ちバッグにもなるおしゃれなバッグです。
数量限定ですので、図録とともにぜひ!!(オリジナルバッグ¥2,000税込)

■アイアンと古材の家具入荷しました!
富士見町の家具屋Rabulanさんから、今年も味のある古材で作った家具、小物を入荷しました。セール品もありますので、ぜひお早めに!来年1月までの限定販売です。

【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
Facebook :https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日
(スタッフ:千木良)

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●(7)アートのとびら by 辻学芸員 vol.48  ●

今回から「アートのとびら」のコラムを担当することになりました、学芸員の辻瑞生です。アーツ前橋の開館準備をしていた2010年から勤務しています。これまでに、衣食住シリーズの「服の記憶 私の服は誰のもの?」「フードスケープ 私たちは食べものでできている」「田中青坪 永遠のモダンボーイ」を担当してきました。
最近では、今夏の「アートの秘密 私と出会う5つのアプローチ」を終えて、現在は来年春の「横堀角次郎」展の準備を進めています。展覧会ごとに新しい分野を勉強することになるので、その情報収集として本を読むことが多く、趣味の本などを含むと常に3−4冊を平行して読んでいるため、乱読もするし、積ん読になっている場合も多々あります(笑)。
さて、話が少し戻りますが過去の展覧会を列挙してみると、3つの展覧会の副題で「私」という言葉を使っていることに改めながら気づきました。美術作品を見るということは、作品や作家などの情報や知識を得るということではありません。美術作品と対面したときに湧いてきた何らかの感情に意識的になり、なぜそのように気持ちが動いたのか、自身に問い直すことが重要であるということ。そのことを伝えたいという気持ちが副題となって表れていたのかもしれません。
ここ数年、鑑賞ウォーミングアップツール《folks/フォークス》を制作する群馬大学との連携事業や、当館の鑑賞プログラム「アーツナビゲーター研修」などに携わりながら、私自身が興味を持って取り組んできたテーマが「鑑賞体験を深めるってどういうことなのだろう」ということでした。まさにそれをテーマにしたのが今夏の展覧会でした。
アーカイヴには、私が展覧会を構成するうえで参考にした作品鑑賞をテーマにした書籍が並んでいます。主なものに、『美術館活用術 鑑賞教育の手引き』(2012年 美術出版社)は、イギリスの・テートギャラリーでの教育普及プログラムをもとにまとめられた本で、美術館についての基礎知識のほか、学校教育などでも役に立つような実践的なアイディアを紹介しています。
『私の中の自由な美術 鑑賞教育で育む力』(2011年 光村図書出版)や『風神雷神はなぜ笑っているのか』(2014年 同上)は、対話による鑑賞教育の重要性にいち早く注目し、長年取り組んできた上野行一さんの著書です。本を読んで対話による作品鑑賞を一緒に実践したいと思った方は、展覧会ごとに開催予定の「おしゃべりアートウィーク」にご参加ください。「ヒツクリコ ガツクリコ」展でも会期の後半で実施します。詳細が決まり次第、オフィシャルサイトや本メールマガジンなどでお知らせします。と、最後は事業プログラムの告知になってしまいましたが、次回以降もよろしくお願いします。

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アーツ前橋ウェブサイト http://www.artsmaebashi.jp/
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