[メールマガジン] vol.40(バックナンバー)
2016年2月23日発行
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開催中の「前橋の美術2017 ~多様な美との対話~」展もいよいよ残り少なくなりました。2月26日(日)となっておりますので、この機会にぜひアーツ前橋へお出かけください。
また、3月18日(土)からは「加藤アキラ[孤高のブリコルール]」展と「Art Meets 04 田幡浩一/三宅砂織」展が始まりますのでご期待ください。
本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
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● INDEX ●
(1)イベントカレンダー
(2)「前橋の美術2017 ~多様な美との対話~」展
(3)「加藤アキラ[孤高のブリコルール]」展
(4)「Art Meets 04 田幡浩一/三宅砂織」展
(5)アーツ前橋運営評議会情報
(6)メンバーシップ募集中
(7)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI
(8)ミュージアムショップ mina
(9)アートのとびら by 今井学芸員 vol.41
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●(1)イベントカレンダー ●
「前橋の美術2017 ~多様な美との対話~」展関連イベント
■ギャラリートーク
○内容:ギャラリー内で出品作家によるギャラリートークを行います。
○日時:2月25日(土)14:00~15:30 飯出袈裟市、大島康幸、田中正、山嵜勝之
○会場:アーツ前橋 ギャラリー
○参加費:無料
※作家は予告無く変更になる場合があります。
■ディスカッション「未来の前橋の美術を語る」
○内容:企画者、出品作家による公開ディスカッション
○日時:2月26日(日)14:00~16:00
○会場:アーツ前橋 地下ギャラリー
○参加費:無料
「Art Meets 04 田幡浩一/三宅砂織」展関連イベント
■ワークショップ「円の縁」
○内容:アーティストの制作を追体験できるドローイングワークショップを行います。
○日時:3月19日(日)14:00~16:00
○会場:アーツ前橋 スタジオ
○定員:20名[要事前申込]
○対象:どなたでも(未就学児は保護者同伴)
○講師:田幡浩一
○参加費:無料
■こどもアート探検
○内容:鑑賞サポーターと一緒に作品を見て話しながら鑑賞します。
○日時:3月25日(土)14:00~
○会場:アーツ前橋 ギャラリー
○参加費:無料(申込不要)
○対象:小学生以下
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●(2)「前橋の美術2017 ~多様な美との対話~」展 ●
前橋市ゆかりのアーティスト、デザイナー、ギャラリスト、学芸員により組織された前橋の美術実行委員会の企画による展覧会です。
国内外で活躍する前橋市ゆかりのアーティストによる多様な表現を一堂に会した展覧会で、絵画、彫刻、工芸、映像、インスタレーション、サウンドアート、パフォーマンスからカスタムバイクまで、一級品のさまざまな作品を展覧します。
【出品作家】
<絵画>
池田鮎美、今井充俊、金井訓志、坂本敏、塩原友子、関口正子、高畑早苗、田中正、司修、平井陽子、ましもゆき、室越健美、茂木紘一、やちだけい、山元勝仁、山本麻友香、横田尚、吉田章二
<版画>
糸井千恵美、多胡宏、野村たかあき
<写真>
木暮伸也、関口明
<平面>
住谷夢幻、山嵜勝之
<映像>
石井秀人、小泉明郎
<彫刻>
明田一久、今井由佳、大島康幸、下山直紀、関口光太郎、三谷慎、ヨシダノボル
<工芸>
飯出袈裟市、登坂和嗣、富田文隆、豊田共子、林哲也、松尾昭典
<インスタレーション>
小野田賢三、カナイサワコ、喜多村徹雄、ジル・スタッサール、柴田知幸、八木隆行
<パフォーマンス>
藤口諒太、村田峰紀
○会期:2017年2月3日(金)~2月26日(日)
○開館時間:11時~19時(入場は18時30分まで)
○休館日:水曜日
○観覧料:無料
詳しくは→http://www.artsmaebashi.jp/?p=8249
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●(3)「加藤アキラ[孤高のブリコルール]展」 ●
加藤アキラは現在79歳。群馬を離れず創作活動を続けてきたアーティストです。1960年代に前橋を舞台に活動した「群馬NOMOグループ」の作家として活躍しました。車の整備工として勤めるかたわら作品制作を行い、アルミニウムやワイヤーブラシなど身の回りにある道具や素材を用いた作品で注目を集めました。加藤の創作は、身の回りで廃棄されていく日用品や自然の素材を寄せ集めて僅かな細工を施す[ブリコラージュ]によって作品へと昇華させます。
○会期:2017年3月18日(土)~2017年5月30日(火)
○開館時間:11時~19時(入場は18時30分まで)
○休館日:水曜日(5月3日は開館)
○観覧料:一般500円/学生・65歳以上・団体(10名以上)300円/高校生以下無料
※障害者手帳をお持ちの方と介護者1名は無料
※4月16日(日)は「前橋中心商店街ツナガリズム祭り」のため無料
※トワイライト割:17時以降にご来館された方300円
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●(4)「Art Meets 04 田幡浩一/三宅砂織」展 ●
アーツ前橋では、中堅アーティストを紹介する企画展「Art Meets」を開催しています。第4回は田幡浩一(1979年生まれ)と三宅砂織(1975年生まれ)を紹介します。
○会期:2017年3月18日(土)~2017年5月30日(火)
○開館時間:11時~19時(入場は18時30分まで)
○休館日:水曜日(5月3日は開館)
○観覧料:無料
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● (5)アーツ前橋運営評議会情報 ●
平成28年12月日(金)に開催した第14回評議会の議事録を掲載しています。
アーツ前橋の取り組みに対する外部有識者の評価や意見が集約されています。
詳しくは→ http://www.city.maebashi.gunma.jp/sisei/519/530/081/p017590.html
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●(6)メンバーシップ募集中 ●
年会費:一般会員 2,000円(昨年度よりも1,000円お得)
ペア会員 3,500円(昨年度よりも1,500円お得)
主な特典:展覧会入場料無料、プレビューご招待、会員向けイベント開催など
詳しくは→https://www.artsmaebashi.jp/?page_id=113 または事務局まで。
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●(7)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●
こんにちは!アーツ前橋店です。
今回は『本日のコーヒー』のご紹介を致します!
当店の『本日のコーヒー』は、各種類の中からお客様にお豆と抽出方法をお選びいただいてから抽出いたします!
ロースターが国ごとに厳選しバリエーション豊かな個性をもつお豆を取り揃えております!
・キアマバラ《ケニヤ》
・シプレス《ホンジュラス》
・ラ コンチャ《コスタリカ》
・ヒュナップ《グアテマラ》
☆お豆は、月数回いれかわります。
本日のコーヒー ¥450-
お豆も量り売りしてます!
100g ¥700~740-
200g ¥1300~1340-
是非、本日のひと時を当店のスペシャルティコーヒーと共にお過ごしくださいませ!
お待ちしております!
【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi
○営業時間:月曜-土曜 11時~20時
日曜 11時~19時
○休業日 :水曜日
(スタッフ:橋爪)
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●(8)ミュージアムショップ mina ●
こんにちは。3月が近づき、暖かい春はもうすぐそこですね!
minaで色とりどりの春の準備を始めませんか?
■ripple洋品店『春の衣』展 3/2(木)~3/31(金)
3月2日より約1ヵ月間、桐生の手作り洋服屋“ripple洋品店”が、minaで販売会を行います。rippleは、ご主人が草木で布を染め、奥様がその布を洋服に仕立てている小さな素敵な洋服屋さんです。四角を組み合わせた衣や、前回ご好評いただいた前橋市内の障害者施設で織った色彩豊かな布地とコラボしたパッチワークスカートやチュニックなども入荷します!草木染めの豊かな色彩と着心地抜群の衣をお楽しみください。
◎春の衣展に合わせて、“織り”ワークショップ開催します!!
初日3月2日(木)『さをり織ワークショップ』
講師:鈴木順子さん(赤城野荘)
内容:1時間自由に織っていただきます。(織り機は2台)
参加費:1,000円/1時間+糸代(1g10円)
☆ご予約頂いた方を優先させていただきます。
◎織りの体験会
3月いっぱい、下記の日程でさをり織体験を開催します。
金・土(15:00~18:00)
日 (11:00~18:00)
【商品情報配信中】入荷情報は、随時Facebookにて更新しております。
Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina
○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日
(スタッフ:千木良)
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●(9)アートのとびら by 今井学芸員 vol.41 ●
先日、都内のシンポジウムに参加し、アーツ前橋における活動をお話しさせていただいた時、会場からこんな質問をいただきました。「アーティストとキュレーターの違いはなんだと思いますか。」現代美術を多く扱う美術館として、現存の作家と一緒に企画を作る機会は非常に多く、その中で、時にキュレーターである私自身が、アーティストが新作を制作するプロセスに加担することも多くあります。
逆に、参加アーティストと一緒に企画展そのものの枠を考えて行くことも往々にしてあり、その意見の往還、衝突、同意の結晶として企画展というものが成立していくわけです。
現在、アーツ前橋では「前橋の美術 2017 ~多様な美との対話~」を開催しています。本企画展は、これまでのアーツ前橋の展覧会の作り方とは大きく異なることに、皆さんはお気づきでしょうか。これまでの企画展は、基本的に私たち学芸員が企画を立ち上げ、作家を選定し、展覧会を作るというプロセスを踏んでいます。「前橋の美術」は、前橋市にゆかりのあるアーティスト、デザイナー、ギャラリストが組織する実行委員会とアーツ前橋の学芸員とで作られた、いわば、さまざまな職種の人たちがこの企画に賛同し、議論を交わし、展覧会を作り上げるプロセス自体に参加しているものです。
今回紹介する『キュレーターになる!アートを世に出す表現者』(住友文彦+保坂健二朗+編集部、フィルムアート社、2009年)では、金沢21世紀美術館キュレーターの鷲田めるろ氏は「アマチュアは、利害や、専門分野から自由であるがゆえに、権力に対して真実を語ることができる」というエドワード・サイード氏の言葉を引用しています。美術館の専門家として鎮座するキュレーターの職務をその他の専門分野を持つ市民に広く開示し、考えを共有することは、これからの美術館のあり方を模索する過程では必須のことのように感じます。そのような意味でも、今回多くの議論の時間やプロセスを私たち学芸員と共に共有してくださった「前橋の美術」実行委員会の皆さんのご努力の成果は、アーツ前橋を地域に開くための重要なステップとなっていると実感しています。
展覧会の関連企画として企画展最終日の2月26日(日)には、本展に関わったアーティストの皆さんとのディスカッションが開催されます。ぜひ、皆さんにも「前橋の美術」のこれからを会場で目撃していただきたいとともに、議論そのものにアーツ前橋の企画を作る市民として参加していただきたいと思います。
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アーツ前橋ウェブサイト http://www.artsmaebashi.jp/
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●配信元・お問い合わせ先 アーツ前橋 artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp
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