アーツ前橋

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[メールマガジン] vol.11(バックナンバー)

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アーツ前橋 メールマガジン vol.11

2014年9月19日発行

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9月も半ばを過ぎて、少しずつ涼しくなってきました。
芸術の秋、ファッションの秋はもうすぐそこです。
10月10日よりはじまる秋の展覧会「服の記憶 ― 私の服は誰のもの?」をご案内します。
本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!

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● INDEX ●

(1)イベントカレンダー

(2)展示入替期間のご案内

(3)服の記憶 ― 私の服は誰のもの?

(4)アートスクールSコース 参加者募集!

(5)アーツ前橋サポーター活動中!~服の記憶編その1~

(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI

(7)ミュージアムショップ mina

(8)アートのとびら by 住友館長 vol.13

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●(1)イベントカレンダー ●

■9月15日(月・祝)
○プレイヤーズ展閉幕

■9月28日(日)
○地域アートプロジェクト報告展閉幕
※地域アートプロジェクト報告展は、好評につき会期を15日から28日へ延長しました

■9月29日(月)~10月8日(水)
○展示入替期間

■10月10日(金)
○服の記憶 ― 私の服は誰のもの?開幕
○先生のための無料招待ウィーク(~26日)

■10月18日(土)
○服の記憶展 学芸員によるギャラリーツアー

■10月25日(土)
○服の記憶展 学芸員によるファミリーギャラリーツアー

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●(2)展示入替期間のご案内 ●

次回展覧会の準備のため、下記期間はギャラリーにはお入りいただけません。
カフェ、ショップ、アーカイヴスペースはご利用いただけます。
ただし、毎週水曜は休館日です。

展示入替期間:9月29日(月)~10月8日(水)

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●(3)服の記憶 ― 私の服は誰のもの? ●

デザインナーやファッション産業が作り出す「流行」や「消費」といった枠組みから離れ、「着る」という行為を、個人や他者との関係の中に置き、毎日なにげなく繰り返される「服を着ること」を考えます。

○会期:2014 年10 月10 日(金)~2015 年1 月13 日(火)

○開館時間:11時~19時まで(入館は閉館の30分前まで)

○休館日:水曜日

○観覧料:大人600 円(400 円)、学生・65 歳以上400 円、高校生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1名まで無料)
※( )内は10名以上の団体料金
*10 月28 日(火)は群馬県民の日のため無料
*11 月29 日(土)は「いい(11)ふく(29)」の日のため無料
*本展会期中割引、以下の条件でご来館の方は、入館料が400 円となります
①ドレスコード割:手作りの服飾品を身につけてきた方
②トワイライト割:開館中の17 時以降に入館された方

○参加作家(五十音順)
青木正一
新井淳一
アンリアレイジ
石内都
シアタープロダクツ
STORE
NIGO
平野薫
FORM on WORDS

学芸員による鑑賞ツアーやファッションショーなどの関連イベントもお楽しみに。

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4120

○関連事業「先生のための無料招待ウィーク」(10月10日~26日)
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4187

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●(4)アートスクールSコース参加者募集! ●

多くの方々や子どもたちにアートの楽しさを伝える、ワークショッププログラムの企画立案から実施までを体験できるスクールを実施します。
アートと子どもたちの繋ぎ手になりたい、イベントがどのような形で企画・運営されているのか学びたい方、大募集中です!

詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=4236

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●(5)アーツ前橋サポーター活動中!~服の記憶編その1~ ●

アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。
「服の記憶 ― 私の服は誰のもの?」展に来館する学校団体のサポートを行うため、9月6日より鑑賞サポーターの研修がはじまりました。
初回では、サポーター自身の表現力やチーム力を高めることを目的に、様々なワークショップを実施。
作品が印刷されたアートカードを3枚ひき、4人1組のチームでその3枚をつなげて話を作って劇にしました。
共通項のないカードを前に難しい!と悩みながらも、作品を何度も見て話し合い、体を動かしながら、そして最後には…即興(アドリブ)の力を信じて完成!
どのグループも笑いあり、時にスリルあり…見どころのある劇になりました。
劇を見たり作ったりすることで、作品をよりじっくり見てそこから受けた印象を、言葉や動きや物語で表現することが出来ました。
これからも作品を前に、子ども達にいろんな発見や感じ方が生まれるように、またそれを共有できるように研修を積み重ねていきます。

あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194

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●(6)カフェ ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI ●

 暑い夏も終わり、ホットコーヒーが飲みたくなる季節がやって来ましたね!
ロブソンコーヒーでは毎年お客様にご好評いただいております、おいしいコーヒー豆を入荷しております。

【今月のお勧めスペシャルティコーヒー】
エチオピア産(イルガチェフ)
紅茶のようなフローラル感とバニラやチェリーのような甘味があり、口に残る余韻が長いところが特徴のコーヒー豆で。この機会に是非お試しください!

【新ランチタイム限定サンド登場】
ランチタイム限定サンドウィッチに『ミートパテ チェダー サンドウィッチ』が新しく登場!手作りのミートパテに、チェダーチーズを溶かし、オリジナルトマトソースをかけたボリューム感のあるサンドウィッチです!数量限定の期間限定ですので、是非お早めにお試しくださいませ!

【おいしい情報】
『コーヒー屋のフレンチトースト』¥800
フワとろの食感のトーストにチョコレートソースとミックスベリーを散らし、バニラアイスをのせ最後極めつけは、コーヒー屋らしくエスプレッソをかけてお召し上がりいただく新感覚のフレンチトーストです。是非お試しください!
※フレンチトーストは14時からの商品となります。

【コーヒータイムセットスタート!!】
14:00~17:00の時間帯のみ、コーヒーとセットでロブソンコーヒー自慢のスイーツがお楽しみいただけます!
・『コーヒー屋のフレンチトースト』と『ドリンク』で¥1150
・『本日のケーキ各種』と『ドリンク』で¥770
と、リーズナブルでお気軽にコーヒーとスイーツをお楽しみ頂けます。この時間帯を是非お見逃しなく!!!

皆様のご来店心よりお待ちしております!お気軽にお立ち寄り下さいませ!

(店長:橋爪)

【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi

○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時

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●(7)ミュージアムショップ mina ●

すっかり秋めいて、どのお店にも秋物が並び、街歩きが楽しい季節になりましたね。minaにも、秋からの新商品が入り始めますので、ぜひお散歩がてらお出かけください。

■『プレイヤーズ』リーフレットの販売が始まりました!
 プレイヤーズに展示された作品や作家が紹介されています。展覧会を見た後も楽しめる一冊になっています。200円+税

■リサイクルだけど新商品
 モノを作るときにどうしても出てしまう廃棄物。一見するとただのゴミですが、そこにデザインの力を加えると別の新しいモノに生まれ変わります。そんなアップサイクル商品を作っているNEWSEDのアクセサリーや文房具などを新入荷します!(近日入荷予定)

(店員:千木良)

【商品情報配信中】いいね!よろしくお願いいたします!
Facebook : https://www.facebook.com/mshop.mina

○営業時間:11時~19時
○休業日 :水曜日

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●(8)アートのとびら by 住友館長 vol.13 ●

この「アートのとびら」では、アーツ前橋の総合受付横にあるスペースで閲覧できる図書資料の紹介をしています。少しずつですが本も増えていて、先日、棚に新しい本が並んだばかりですので、ぜひご来館の際には手に取ってみてください。

当然ですが、私たち学芸員も実際の作品を見る以外に、こうした文字や図版を通してたくさんの情報を得ています。入り口近くには、なかなか図書館などでもお目にかかれない海外の雑誌もあります。今はインターネットなどを利用して簡単に海外の美術の動向も知ることができますが、主要なメディアが何に着目しているか、見識ある書き手が何をどう評価しているかを知るうえで、こうした雑誌が持つ影響力は衰えていないと思います。そこで関心持たれていることが、日本語で読める情報とまったく異なる場合も数多くありますし、そもそも幅広い表現の世界を知るうえで複数の言語によって得られる情報は貴重なものです。私たちがどこにいても、ぐっと視野を押し広げてくれるわけです。

こうした雑誌のページをめくりながら、とくに面白いなあと感じられるのは、遠い場所の関心が自分にとって身近な関心と直結するときです。最近ではイギリスの雑誌「Frieze」 が、第164号で美術の分野で詩に注目する傾向が強くなっている、という特集を組んでいました。これは私も何となく感じていたことではありましたが、ここ前橋は朔太郎の出身地でもあり詩のイベントや詩人の活躍を目にすることも多く、私にとっても美術と詩の結び付きはとても重要な関心事です。

この特集では、当然ながら視覚優位だった近代以降の美術に対する異議申し立て、あるいはインターネットによって誰もが書くことに意識的になっている近年の状況を背景に、詩と美術の両分野で活躍する書き手に原稿を依頼しています。また、注目されている詩として15篇が選ばれ掲載されているのも参考になります。マシュー・ラナというベルリン在住の寄稿者が記した「美術作家と詩人はともに、アイデンティティと決別して自分たちを超えた何かを語る点で共通している。われわれはそのような場所と機会を必要としているのだ。」という文章も、強く印象に残ります。

折しも、現在前橋文学館で開催されているのは昨年朔太郎賞を授賞した建畠晢さんの展覧会です。建畠さんは学芸員として長く活動し、詩人として美術家との共同制作も多く手がけています。また、先日決まった今年の朔太郎賞は三角みづ紀さんに決まり、彼女も前橋市内のアートスペースで今年個展を開催したときには数多くの美術家と共同制作をしていたので、今から来年の展覧会が楽しみです。

きっと世界で注目されている動向にも、身近で起きている出来事が有機的に関係しています。でも、それは同じようで違う可能性も含んでいるかもしれない。そうした終わりのない想像に私たちを誘ってくれる楽しみも、こうした雑誌が与えてくれます。

(終)

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