[メールマガジン] vol.4(バックナンバー)
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アーツ前橋 メールマガジン vol.4
2014年2月18日発行
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関東を襲った大雪でアーツ前橋も臨時休館をしましたが、本日より開館しております。
シンポジウム「地域とアートを紡ぐ3日間」および高校生とつくる展覧会「ぷるぷる不発弾」は終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、パネリストや高校生など関係者の皆様ありがとうございました。
館内は、次回の特別企画展へ向けて始動しています。
本メールマガジンでは、アーツ前橋の旬な情報をお届けいたします。
お知り合いやお友達への転送、SNSやブログ等への転載も大歓迎です!!
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● INDEX ●
(1)イベントカレンダー
(2)Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎
(3)白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力
(4)アーツ前橋サポーター活動中!~広報物発送編~
(5)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」
(6)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」
(7)アートのとびら by 住友館長 vol.6
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●(1)イベントカレンダー ●
■~3月7日(金)
○展示入替期間
次回展覧会の準備のため、ギャラリーにはお入りいただけません。
カフェ、ショップ、アーカイヴスペースはご利用いただけます(ただし、毎週水曜日は休館日です)。
■3月8日(土)
○Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎 オープン
■3月9日(日)
○サンキューアートの日
■3月15日(土)
○白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力 オープン
○Art Meets 01展 スケッチワークショップ「ほぼ津上さん@アーツ前橋」
■3月16日(日)
○白川昌生展 アーティストトーク
■3月21日(金・祝)
○白川昌生展 学芸員によるギャラリーツアー
■3月30日(日)
○白川昌生展 学芸員によるファミリーギャラリーツアー「白川昌生を親子で楽しむ」
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●(2)Art Meets 01 津上みゆき/狩野哲郎 ●
中堅アーティストを紹介する企画展「Art Meets」。
初回は、風景を表現する作家、津上みゆき(1973年生まれ)と狩野哲郎(1980年生まれ)です。
津上みゆきは「View」と名付けられたシリーズで、自分を含めた時間や場所が変化する風景を主観的に描き出します。
一方、狩野哲郎は、環境を客観的に認識しようとし、生きものの視点による新しい機能や意味を見出そうとするインスタレーションを発表しています。
ふたりのアーティストが切りとった、それぞれの世界の見え方や認識をお楽しみください。
○会期:2014年3月8日(土)~2014年6月10日(火)
○開館時間:11:00~19:00まで(入館は閉館の30分前まで)
○休館日:水曜日
○観覧料:無料
○会場:アーツ前橋 1階 ギャラリー1
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3140
★3月9日(日)はサンキューアートの日
3月9日にアーツ前橋の総合案内で「サンキューアートの日」とおっしゃっていただいた方・先着30名様に、アーツ前橋オリジナルクリアファイルプレゼント!
サンキューアートの日についてはこちら→ http://www.39art.com/
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●(3)白川昌生 ダダ、ダダ、ダ 地域に生きる想像☆の力
1970年代にフランス/ドイツに滞在し、当時の欧米における芸術運動に触れ、帰国後は群馬にアトリエを構え、現在まで赤城山の麓で制作活動を続けている白川昌生の個展を開催します。
白川は、欧米や都市部を中心とした芸術における支配的な価値観に対して批評的な距離をとり、自らが生活する地域の歴史や文化に着目し、作品制作のみならず、展覧会の企画や執筆活動も含めた広範な表現活動を行ってきました。
本展では、こうした活動を概観するために白川がヨーロッパ滞在中に制作したコンセプトノートから、今回の展覧会のための新作、そして白川と関わりの深い次世代の作家との共同制作をご紹介いたします。
○会期:2014年3月15日(土)~2014年6月15日(日)
○開館時間:11時~19時(入館は閉館の30分前まで)
○休館日:水曜日
○観覧料:一般600円(400円) 大学生400円 65歳以上400円 高校生以下無料
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は無料(付添人1名まで無料)
※()内は10名以上の団体料金
※4月13日(日)は、「木馬祭り」のため無料
※トワイライト割引(17時以降の入館)400円
※毎月22日は、ペア割引800円/2名
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?p=3186
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●(4)アーツ前橋サポーター活動中!~広報物発送編~ ●
アーツ前橋サポーターとは、アーツ前橋で開催する企画や事業のボランティアでお手伝いをする人たちのことです。
サポーターの活動の一つである広報物発送では、展覧会やイベント前に全国へチラシやポスターなどの発送を行う作業です。
チラシを数えたり、封筒にラベルを貼ったり、封入したり・・・という一見地味な単純作業ですが、コツをつかむとどんどん素早くなり作業の進捗が目に見えるので達成感があります。
アーツ前橋の今後の事業内容をいち早く知ることができたり、休憩でお茶を飲みながらサポーター同士で交流できるのも魅力です。
あなたもサポーター活動を通して、アーツな輪を広げてみませんか?
詳しくは→ http://www.artsmaebashi.jp/?page_id=194
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●(5)カフェ「ROBSON COFFEE ARTS MAEBASHI」 ●
■今月のオススメコーヒー豆
カンビウ(ケニア産)
こちらのコーヒー豆はとても上品な飲み口で、オレンジを食べた時のような、甘味とオレンジ独特の苦みを感じることのできるお豆となっております。是非味わってみて下さい。
■ランチセット(11:00~14:00)
ランチセットでは、週替わりのサンドウィッチを3種類の中から選べます。
サンドウィッチは毎週木曜日に変わります。
■コーヒーブレイクタイム(14:00~17:00)
ケーキとドリンクをご注文で、お得なブレイクタイムプライスでご用意しております。
この機会に是非お試し下さい!
皆様のご来店お待ちしております。
(店長:橋爪)
【情報発信中】フォロー&いいね!よろしくお願いします!
twitter: https://twitter.com/ROBSON_COFFEE
Facebook: http://www.facebook.com/robsoncoffee.artsmaebashi
○営業時間:
月曜、火曜、木曜、日曜・・・10時30分~20時30分
金曜、土曜・・・10時30分~22時
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●(6)ショップ「アートショップ AO アーツ前橋店」 ●
「自分で作ってみよう」と「地域とアート」特集
■特集1「自分で作ってみよう特集」商品
『ぷるぷる不発弾』展にちなみ、ショップでは学生のみなさんや子どもたちが身近にアートを感じ、“自分で何かを作る”きっかけとなる商品をご紹介。親御さんにもオススメ!
◎「ワタノハスマイル-笑顔になったガレキたち-」定価1,890円
東日本大震災をきっかけに宮城県石巻市渡波の子ども達とワタノハスマイル代表犬飼ともさんが始めた「ガレキを使ってオブジェを作る」プロジェクトをまとめた書籍。現在、店頭にて掲載作品を展示中!
◎「デザインあ 解散!」定価1,365円
大人気テレビ番組「デザインあ」(NHK Eテレ)のコーナー「解散!」が1冊の書籍。
◎画材「ドットミュゼクレヨン」定価1,260円
印象派絵画の色彩をぎゅっと閉じ込めたクレヨン。これで誰でもアーティストになれる!?
■特集2 シンポジウムのテーマ「地域とアート」関連商品
シンポジウム~地域とアートを紡ぐ3日間に参加の方もそうでない方も「地域とアート」について理解を深め、前橋の魅力を再発見!
◎レシピブックレット「前橋食堂」定価1,260円
アーティスト・増田拓史の前橋での活動をまとめたブックレット好評発売中。
◎「地域を変えるソフトパワー/著 藤浩志・AAFネットワーク」定価1,890円
◎「FIRE HOSE PLANTER(消防ホース・プランター)」定価1,680円
前橋市内の廃棄となった消防ホースを再利用したプランター。
デザインは前橋のデザイナー手島彰さん。平成25年度グッドデザインぐんま受賞!
【商品情報配信中】フォローよろしくお願いいたします!
Twitter: https://twitter.com/AOartsmaebashi1
ブログ(毎週金曜日に更新):http://www.seigensha.com/ao/
(店員:鈴木)
○営業時間:11時~19時
○休業日:水曜日
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(7)アートのとびら by 住友館長 vol.6
私はもともと美術作品を見ることが楽しくて、今の仕事をしています。今となっては、純粋に見ることはなかなかできなくて、展覧会の構成や、展示の仕方が気になったり、これは借りられるかなとか、つい考えてしまいますが。
作品は自由に見て感じてよい、とはよく言われることです。もちろんその通りで、関心を持てない、心を動かされない、という反応も含めて、色々な受け止め方があるのも個人の表現を見る楽しみです。しかし、その時に何か作者の考えを知るきっかけがあるだけで作品の見方が変わることがあります。知人のAさんの考えはどうも理解できない、と思っていたのが、その人のある体験を耳にした途端に理解できるようになることと同じです。
本江 邦夫著『中・高生のための現代美術入門 ●▲■の美しさって何?』は、抽象画を見る楽しみを増やすためにそうしたエピソードを提供してくれます。「中高生のための」とタイトルにありますが、もちろん大人が読んでも問題ありません。例えば、線と色だけで構成されて、何かの相似形にはなっていない絵画。それが、画面の外側にある何かを指し示しているのではなく、リズミカルな線、それと鮮やかな色そのものを見る悦びを呼び覚ましてくれた、というようなことが、書かれています。ちなみに、例として挙げられている画家の数はそんなに多くありません。おもにはカンディンスキー、モンドリアン、マレーヴィチ、そしてアルバースらアメリカ抽象絵画作家です。西欧中心の美術界においては周辺地域だった東ヨーロッパ、ロシアの影響によって、美術の世界に大きな変化が起きたことも理解できます。
絵画を見るときに描かれてているものが何かを確認できるのは、名称がすでに与えられているものだけです。世の中は名指すことができるもので充満しているように思えます。つまり抽象画によって、それらを絵画に置き換えるような作品が中心だった時代から、名指すことができない対象を描こうとする時代に変わっていったのです。それは、感情や精神的なものものあれば、科学の発見や異文化との交流など色々なきっかけで関心が持たれたのだと思います。そして、それまで名指されなかった対象を表現する探究の旅は、絵画の画面だけにとどまらず、立体などへと場を移して、現在にまで至っていると考えることができます。
アーツ前橋では展覧会だけでなく、こうした本や雑誌によって美術に深く触れることができるアーカイブスペースもあります。ぜひ、皆さんのご利用をお待ちしております。
(終)
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