【終了】群馬県庁昭和庁舎プロジェクションマッピング「A Horizontal Line − すべては1本の線からはじまる」
2023.10.27 - 2023.10.29
プロジェクションマッピングの世界市場は、広告や映画、巨大アリーナでのコンサートなどで需要が高まり、プロジェクターの高機能化とともに急成長しています。また、歴史的建造物にプロジェクションマッピングを投映して競い合う国際大会が世界各地で開催され、クリエイターが国境を越えて交流し切磋琢磨することで、テクノロジーだけでなく映像自体の表現力も劇的な進化と変化を遂げています。今やプロジェクションマッピングは大規模なフェスティバルや景観デザインに欠くことのできないコンテンツであり、観光やエンターテインメントと結びつくことで大きな経済効果が期待でき、今後も都市の成長とブランディングの原動力になっていくでしょう。
群馬県前橋市の公立美術館アーツ前橋の開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」にあわせて特別開催する本公演《A Horizontal Line》の舞台は、1928年(昭和3年)に建設された群馬県庁昭和庁舎です。世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition(現在はTOKYO LIGHTS内で)」を手がける石多未知行をプロデューサーに迎え、プロジェクションマッピングの新しい地平を目指し「すべては1本の線からはじまる」をテーマにアジア3カ国のトップクリエイターが前橋に集結。建築に合わせるというプロジェクションマッピングの概念を外れ、「一本の線から始まる」というコンセプトの元に制作されたオリジナルの作品を昭和庁舎で投映します。都市とアートがテクノロジーと創造性で融合する圧倒的なアート体験にご期待ください。
【実施概要】
会期|2023年10月27日[金]、10月28日[土]、10月29日[日]
時間|午後7時~午後9時(鑑賞無料/約30分のプログラムを4回リピートします)
会場|群馬県庁昭和庁舎芝生広場(〒371-0026 群馬県前橋市大手町1丁目1-1)
企画|(一財)プロジェクションマッピング協会、アーツ前橋
企画協力|(株)五光 群馬支店、バルストリート実行委員会
※雨天時は傘ではなく雨合羽を着てご鑑賞ください。傘の使用は後方からの鑑賞の妨げとなります。
※会場に椅子やシートのご用意はありません。ピクニックシートなどを各自でご持参ください。
※撮影用に三脚や脚立を使用する場合は、周囲の鑑賞の妨げにならないようご配慮をお願いいたします。
※お車でお越しの方は前橋市役所駐車場か県庁敷地内の県民駐車場(2時間無料/22:30まで/入庫は21:30まで)をご利用ください。
【作品イメージ】
【参加アーティスト】
ザ・フォックス・ザ・フォルクス/The Fox, The Folks
インドネシアのバンドンを拠点とするマルチメディアチーム。バンドン工科大学 ビジュアルコミュニケーションデザイン学科 マルチメディア専攻出身のファジャール・クルニア(ヴィジュアルアーティスト)と、ラフィコ・リンガ(アニメーター)により設立。 国内外を問わず様々なアニメーションプロジェクトに携わり、アニメーション制作のフィールドは、Music Video、広告、プロジェクションマッピングなど多岐に渡る。
デサイドキット/DecideKit
2006年にタイで設立された、モーショングラフィックデザインのスタジオ。社名はクライアントの問題をプロフェッショナルに「DECIDE(決定)」する手伝いをするために、「DESIGN(デザイン)」を「KIT(道具)」として使うという意味が込められている。問題解決の「DECISIVE TOOL(決定的なツール)」になるという意味も含む。繊細で高品質な作品制作は、クライアントから高い信頼を獲得している。
ランペイジズ・プロダクション/Rampages Production
2013年にレイモンド・ノゲイラとキッド・レイがマカオで設立した、プロジェクションマッピング、マルチメディアデザイン、グラフィックデザインの制作に特化した制作プロダクション。LEDアニメーションや3Dプロジェクションマッピングなどの大規模なデザイン制作プロジェクトに焦点を当て、建物上のビデオマッピング、ステージ投影プロジェクト、テーブルプロジェクションマッピング、アートピースマッピング、劇場投影などを得意とする。
【市民参加プログラム】
参加者募集「光のラクガキ」 受付〆切=10/20[金]午後6時
本企画ではクリエイター3組による本編映像の前に、「先付けアニメ」として市民参加型プロジェクションマッピング《光のラクガキ》を投映します。あなたの思い描く「地平線」からの絵を群馬県庁昭和庁舎に投映してみませんか?
▶︎メールか郵送で提出
下記のURLコードから「《光のラクガキ》参加用ワークシート」をダウンロードし、完成した作品をアーツ前橋に直接郵送いただくかスキャンしたデータを下記のメールアドレスに添付送信してください。
PDFダウンロード→ https://drive.google.com/file/d/1n6vAwsy2vPCJx5TYqDu99K7TXAbqQ3nC/view?usp=drive_link
提出先メールアドレス → artsmaebashi@city.maebashi.gunma.jp
※メールタイトルを「光のラクガキ参加」とし、お名前・ご住所・連絡先電話番号をお書き添えください。なお、いただいた個人情報は本事業以外には使用いたしません。作画はクレヨン、ポスカ、ポスターカラーなど不透明の画材を使用してください。
▶︎アーツ前橋で描いて提出
アーツ前橋1階のミュージアムショップ内に、ワークシート、作画用テーブル、画材(クレヨン)をご用意しています。ご来館の際にぜひお立ち寄りください。(ミュージアムショップ「mina /ミーナ」10:00~18:00 水曜定休)
※ご提供いただいく絵の投映時間は1枚・1回あたり5~6秒で、3日間で12回投映される予定です。
※ご提供いただいた絵は返却いたしません。またご提供者のお名前等の公表・掲示等もいたしません。
※いただいた絵の内容によっては、著作権等の理由で投映できない場合があります。事前にご了承ください。
【ワークショップ】
参加者募集「光と映像のワークショップ」
日本国内でいち早く建物へのプロジェクションマッピングを手掛け、国際大会や企画展のプロデュースなど幅広く活動する第一人者・石多未知行によるプロジェクションマッピング体験教室。1本の線から想像力をひろげてみよう。
日時:2024年1月20日[土]午後2時~午後6時
会場:アーツ前橋スタジオ
参加条件:群馬県内の中高校生、大学・専門学校生
参加費:参加無料。定員15名(先着順)
*受付は終了しました。
|講師紹介|
石多未知行/ISHITA Michiyuki
一般財団法人プロジェクションマッピング協会 代表理事、カラーズクリエーション株式会社代表取締役。映像を光として捉え空間演出をするアーティストとして国内外で活動。2011年にプロジェクションマッピング協会を設立し、世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会や様々な企画・演出を手掛ける。アート視点を持ったクリエイティブディレクター、プロデューサーとして、唯一無二の企画を多数生み出し、海外の国際祭典や国家事業での制作、講演、審査員などにも多数招聘される国際的第一人者。
アーツ前橋 開館10周年記念展
「ニューホライズン 歴史から未来へ」
会場|アーツ前橋と前橋市中心市街地
会期|2023年10月14日[土]-2024年2月12日[月・祝]
開館時間|午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日|水曜日(年末年始の休館は12/27[水]~1/4[木])
主催|New Horizon展実行委員会、前橋市
助成|ぐんま芸術文化創造事業、(一財)ぐんま食と歴史文化財団
芸術監督|南條史生(実行委員長・アーツ前橋特別館長・前橋市文化芸術戦略顧問)
アーティスト|アンドリュー・ビンクリー、石多未知行/デサイドキット/ザ・フォックス、ザ・フォルクス/ランペイジズ・プロダクション、井田幸昌、岡田菜美、オラファー・エリアソン、川内理香子、木原共、五木田智央、蔡國強、ザドック・ベン=デイヴィッド、ジェームズ・タレル、スプツニ子!、関口光太郎、武田鉄平、蜷川実花、袴田京太朗、ハシグチリンタロウ、ビル・ヴィオラ、マッド・ドッグ・ジョーンズ、マームとジプシー、松山智一、村田峰紀、横山奈美、403architecture [dajiba]、山口歴、レフィーク・アナドール、WOW
特別協力|Shintaro Akatsu Collection、タグチアートコレクション、タグチ現代芸術基金、アート・オフィス・シオバラ、合同会社マーズ、白井屋ホテル、まえばしガレリア、スズラン前橋店
アートディレクター|上西祐理(北極 co., ltd.)
キュレーター|宮本武典、有馬恵子、辻瑞生、高橋由佳
プロジェクトサポート|藤原羽田合同会社、矢内建築計画一級建築士事務所
協力|前橋中心商店街協同組合、前橋商工会議所、(公財)前橋観光コンベンション協会、(公財)前橋市まちづくり公社
後援|群馬県、上毛新聞、群馬テレビ、エフエム群馬、まえばしCITYエフエム